とりとめもないBLOG

ただの日記です

KLX125 フロントフォークオイル交換

2012-02-18 23:24:24 | KLX125

前々から気にしていたKLX125のフロントフォークのオイル交換なのですが、やっと実施しました。
オイル交換するだけだから、すぐに終わるんだけど、なんとなく面倒くさくて、先延ばしになってしまうんですよね。
まずフロントフォークを外します。外さないと作業できません。フロントフォークを外す前に前輪も外しておきましょう。

さて、フロントフォークを外す前に、インナーチューブの向きが分かるようにマーカーで印を付けておきます。

これは大抵の場合はやらなくても良いのですが、過走行車の場合、フォークを突いてしまってたりして、微妙にインナーチューブが曲がってる場合があるんですよね。 で、インナーチューブと、オイルシールやらダストシールといったゴム類との褶動部が、その形に馴染んでしまってる場合があるので、あまりインナーの向きを変えたくないってのが理由なのです。
それから、ステムヘッド(とサービスマニュアルに書いてる。トップブリッジって呼び方の方が一般的だと思うのだけど…)のボルトを緩めます。フォークの下側はまだ緩めません。 先にフォークトッププラグを緩めないと、フォークを外してからでは緩めるのが面倒くさくなります。 この時、フォークトッププラグは緩めるだけで、外してはいけません。

ここまでで、このような状態ですね。 フォーク下側ボルトを緩めればフロントフォークが外れる状態なのですが、その前に、アウターチューブにくっついている部品を外しましょう。
 キャリパーとか、ブレーキホース、それから、
 速度メーター用センサー。 速度メーター用センサーのケーブルはインシュロックで止まってるので、ニッパーで切らないと外れません。 また取り付ける際に新品のインシュロックが必要になるので、予め用意しておきましょう。
これらが外れたら、フォーク下側ボルトを緩めます。

なんか初めからマーキングしていますね? カワサキの工場で付けられた印かな?
これを緩めると、フォークが外れますので、下側にゆっくりと引き抜きましょう。

こんな感じ。いやー細いなぁ。軽いし。流石125cc。
既にフォークトッププラグは緩めているので、工具を使うなり、素手で回すなりして、外してしまいましょう。フォークが完全に伸びた状態でも、少しだけバネの伸力が残っていますので、気をつけて作業しましょう。 当たり前の話ですが、インナーを縮み方向に押さえつけながら作業しないこと。 インナーチューブを手で保持しながら、トッププラグだけを少し押し付けながら緩める方向に回す。これが重要です。

トッププラグが外れると、カラーとフォークスプリングシートとフォークスプリングを取り出す事ができます。
フォークを垂直に立てた状態で、少しずつインナーを下げていくと、初めにパイプみたいなのが出てきて、パイプの下にワッシャーみたいなやつ、その下にバネが出てくる筈です。それらが上記の部品なので、しっかり覚えましょう。
それらをインナーチューブから全部抜き出したら、フォークオイルを洗面器か何かに抜き取ります。
フォークを逆さまにして、フォークを縮めたり伸ばしたりしながら、オイルが出なくなるまで…は無理なので、まぁ殆ど出ない状態まで抜き取ります。

うわーヘドロ状態ですよ。なんか臭いし。まぁ予想はしていましたが…
で、これが新油。

オイル交換時の規定量は225ml。分解時は266ml。
指定オイルはSHOWAのSS-8なのですが、高いので、SUZUKIの純正フォークオイル10Gを用意しました。
インターネットが普及して、情報が簡単に手に入るようになって、物凄く便利になったと感じるのは、フォークオイルの動粘度なんかを表にまとめてくれてる人がいて、それをすぐに見つける事ができるという点でしょう。
上記のホームページに掲載されている表を見た限りでは、SUZUKIの10GはSHOWAのSS-8よりも少し柔らかいようですが、殆ど変わりません。気温も低いから、大丈夫でしょう。 気温が上がってきたら、硬いオイルとブレンドして使えばいいかなと。
そんなわけで、新油をフォークに入れます。 油を入れたら、フォークを伸ばしたり縮めたりして、エアー抜きを行います。 それが終わったら、フォークを最も縮めた状態で垂直に立てて、スプリングを入れずに、油面を測ります。規定油面は138±2mm。

オイルレベルゲージをフォークに突っ込んで、シリンジを引きます…って、あれ? 全然吸わない。
オイルレベルゲージをフォークから取り出してみても、レベルゲージにオイルが付着していません。 思いのほか、古い油が抜けてしまったのか、それとも百均で買ってきたプラスチックビーカーのメモリがとんでもなくアバウトなのか…
仕方がないので、適当に新油追加。どうせシリンジで抜くし、もう本当に適当でいいや。と思ってたら、入れすぎた。危うく溢れさせるところだ。
オイルレベルが規定値になったら、取り外した部品をフォークに入れます。その際にそれらの部品に目視できるような砂や埃が付いていないか確認するのを忘れずに。
フォークスプリングは先端がほんの少し細くなってる方を下側にしてフォークに挿入。バネの上にスプリングシートを乗せて、インナーを持ち上げて、カラーを挿入して、トッププラグを取り付けます。
そんなこんなで、左右ともオイル交換終了。
そうそう、作業はフォークブーツを外してやったほうが捗ります。インナーチューブやオイルシールの不具合確認の為にも、オススメです。 フォークブーツには水抜き穴が開いていて、取り付ける際は、この穴が後ろ側にくるように取り付ける事を忘れずに。  フォークブーツとインナーチューブが引っかかって脱着し難い時は、パーツクリーナーを接触部分に吹きつけてやれば、スムーズに脱着できます。


出来上がったフォークを下から挿し込んで、フォーク上端とステムヘッドの上面が面一になるようにセットして、フォークボルトの下側を締めます。その際にインナーチューブの向きを初めにマークした位置に合わせる。フォーク下ボルトの締め付けトルクは40N・m。トルクレンチを使って締め付けると、初めから付いていた白いマーカーの位置でぴったり40N・mでした。
キャリパー等をアウターに取り付けて、タイヤを取り付けます。タイヤを回転させて、何度かブレーキをかけた後に、トッププラグを22N・mで締め付けて、最後にフォーク上側ボルトを20N・mで締め付けて作業終了。

ODO 12956km。

(STRAIGHT/ストレート) フォークオイルレベルゲージ 19-8704
 
(TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート

 

キタコ:SHOWAフォークオイル(#10 SS8)
 
キタコ 
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2月17日(金)のつぶやき

2012-02-18 04:12:54 | つぶやき
10:22 from Tweet Button
最速200Mbpsで高速データ転送ができるアルミ製のタフネスUSBメモリ - GIGAZINE gigazine.net/news/20120217-… これ、200Mbpsじゃなくて、200MB/sですよね。bpsだったら遅すぎる。

10:25 from Tweet Button
ワンズちゃんねる!#55 前編 SDカード、USBフラッシュの実力を検証!新発売RADEON HD 7770 と 7750を緊急徹ベンチ! - ones_tune ustre.am/:1nW89 USBフラッシュの性能テストが非常に興味深い。

10:40 from Silver Bird
それにしてもsharkoonの高性能USBメモリーはそそられる。買うとすれば、Flexi-Drive Ultimateじゃなくて、Flexi-Drive Extreme Duoかな。readよりwrite重視。

19:02 from Janetter
UPSの不在通知が郵便受けに入ってた。平日の昼間しか再配達できねーとか、ふざけんな。勤め人は荷物受取るなってことか?これからはUPSの使用はなるべく避ける事にしよう。それにしても、受け取り、どうしようかなぁ…

19:53 from Janetter
先程UPSから電話があって、日曜日にヤマト運輸で配達してくれるらしい。なんだよ。そんな事ができるなら、不在票にもその旨を書いといてくれよぅ。てなわけで、日曜日の午前中に荷物が到着する予定。楽しみ。

20:08 from Janetter
荷物が大きすぎてヤマトに発送を断られたらしい。残念。そのかわり平日の19時以降に配送手配してくれるらしいので、ヨシとするか…

21:03 from Janetter (Re: @js3oag
@js3oag 3辺合計が2.5mぐらいあるかもしれない。まだ現物見てないからわからんけども。

by tmgj on Twitter
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ZALMAN ZM-VE300購入

2012-02-18 01:16:12 | PC関連

先日発売された光学ドライブエミュレーター内蔵の2.5インチHDDケース「ZALMAN ZM-VE300」を購入しました。
以前、同社のZM-VE200を購入して使っていましたが、今回はそれのUSB3.0版です。
外箱とか付属品はこんな感じ。
    
MicroUSBのUSB3.0のケーブルは結構太くて取り回しがあまり良くありません。iPod用のケーブルと比べるとよく分かります。

長さもあと20cmぐらいは欲しいなぁ…付属のケーブルは50cmぐらいなので、ケース背面のUSB3.0ポートに接続するとなると、結構制約がでてくるんじゃないかな?必要ならば別途1.0~2.0mのケーブルを買っておいた方が良いかもしれません。

今回はPlextorのSSD「PX-128M2P」が手元に余っていたので、それを使うことにしました。

そこそこ高速なSSDなのでUSB3.0-SATA2で使うには非常に勿体ないから、そのうち適当な安物に交換しようかな。
ちなみにVE200と同様、デュアルモード(光学ドライブエミュレーション+HDD)でVE300にアクセスすると、転送速度が著しく落ちます。USB3.0接続で40MB/sぐらい。
それでもまぁ、光学ドライブよりは速いですし、普通に小さなファイルを転送する程度なら十分な速さではあるのですが、これをHDDモードに切り替えてアクセスすると130MB/sぐらい出ます。
なので、ISOイメージデータを転送したり、普通に外付HDDのように使用する際には、HDDモードで使うのがベターですね。
コントローラー基盤にはOEM元のiodd社のシルクが書かれています。
 
今回はVE200の時みたいな、日本語フォントの文字化けもありませんので、ファームウェアの更新は必要ありませんでした。
ZM-VE200やZM-VE300はdaemon toolsのようなISOイメージをマウントするソフトをインストールする事無く、光学ドライブと同様に使えるので、何かと便利。OSのリカバリーとかデカいソフトのインストールとか、超楽チンですよ。

ZALMAN 2.5インチHDD/SSDケース Silver ZM-VE300SL
 
Zalman

 

ZALMAN 2.5インチSATA-HDD用 外付けケース 仮想ドライブ機能搭載 USB2.0+eSATA接続 ブラック ZM-VE200SE-BK
 
ZALMAN/ザルマン

 

PLEXTOR SSD M2Pシリーズ PX-128M2P
 
プレクスター

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KLX125 点火プラグ交換

2012-02-18 00:32:49 | KLX125

何となく暇だったので、KLX125のプラグを交換しました。
ODOは12956km。今まで無交換です。 一応プラグメーカーの推奨交換距離は二輪の場合3000km~5000kmとなっています。特に高回転を連続的に使用する小排気量車や2ストのエンジンなんかは、消耗が激しい筈です。
で、 12000キロも走ったプラグなら、さぞかし結構な消耗具合なんだろうと思って、開けてみたら、何か拍子抜けする程度の消耗度合い。

まぁ、失火してるような様子も無かったから、普通に火花が飛んでるレベルだしねぇ…NGKの参考写真と比較した感じでは、「電極消耗」のプラグに該当するかな?どうだろう。
とりあえず単気筒エンジンはプラグが一本なので、交換するにしてもコストがかからなくて財布にやさしいですね。
てなわけで、イリジウムプラグを奢ってみました。

元々始動性に難があるバイクじゃないから、恩恵は感じませんが、気持ちの問題です。 もしかしたら気持ち程度には燃費が良くなるかもしれません。 フラセボ効果も重要なのです。
プラグレンチは16mm。ネジ径は10mmなので、締め付けトルクは10~12N・m。 
いつもは面倒臭いので手トルクですが、今日は暇つぶしですから、ちゃんとトルクレンチを使って締め付けます。タマにはデジラチェも使わないと勿体無いですしね。 

日本特殊陶業(NGK) スパークプラグイリジウムIX(ネジタイプ/ターミナル無し) 熱価7 CR7HIX
 
日本特殊陶業(NGK)

 

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