実はこのところガイドの仕事があまりなく、ロープワーク等、ガイドのテクニックがさび付いてしまうかも・・・との懸念もあり、また妻がこのところの仕事のストレスがかなり溜まっていて、山に行ってうっぷんを晴らしたい!!!ということで、利害関係が見事に一致。そこでお互いの理想と今の季節ににぴったり合うということで、妙義山へ行ってきました。
ルートは表妙技縦走。通常は前夜に横川あたりの旅館に泊まって早朝集発という感じなのですが、当然仕事ではないので、妙義神社の道の駅で仮眠。しかし土曜日の夜は走り屋たちがたむろしていて、時折爆音をとどろかせながら疾走するので、うるさく、お勧めできませんね・・・。
翌朝は寝不足で4時30分に起床。表妙義縦走は、入下山口が別々の場所なので帰りはタクシーなのですが、当然これもタクシー代をケチり、金鶏橋近くの駐車スペースまで車を回し、再度妙義神社へ戻って入山。
妙義神社からの登山道は、台風の影響で本殿が工事中のため、通常のコースは通行止め。これは入山禁止か??とも思いましたが、なんとか大の字まで無事に行けたので、そのまま続行。
奥ノ院からロープを付け、いざ登攀開始??今回はロープワークの練習も兼ねての山行なので、ところどころやり直し?などしながらゆっくりと進みました。妻もハイペースではないので、割と楽について来れる様子。
岩のセクションでは、高さと必要なロープの長さなどを目算し、必要なロープを繰り出すなど、これまでのガイド中に行ってきたことを一つ一つ確認しながら行動。また常にクライアント役の妻を振り返り、挙動??を確認することも繰り返し行いました。
妻は妻で、高度感のあるクサリ場や岩の部分を楽しんでいる様子。鷹戻しから東岳、そして中野岳はクサリ場の連続。垂直のアップダウンもあり、かなりスリリングで面白かったようです。
午後4時にはニコニコ顔で金鶏橋の駐車場に無事下山。その後は妙義神社近くのもみじの湯でゆっくり温泉。二人とも妙義山で、か・な・り・実り多い1日を過ごしました。
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