2階の一室をチラ見したら、コタの姿が目に入った。

「いい感じ~! 僕のおもちゃにするもんね~」
大事そうに抱えてる。よほど気に入ったらしい。
と、そこへ

ちび登場
コタへ一直線に向かって行く。
最初はじっと見つめる、無言の圧力だったけど

「ちょっとぉ、コタったら、私によこしなさいよっ」
実力行使に出る。
後から来て、当たり前のように奪おうとするんだから、女帝は怖い。
一生懸命抱えて、ちびの要求を拒否していたコタですが
相手はちび。逆らう事は許されない。結局

圧力に屈するコタ。文句ぶーぶー言いつつ走り去る。
「なんだよっ、ちびねぇねのばーかばーか! 💦」
後ろ姿が悲しげだ(;・∀・) 憎まれ口の一つも言いたくなるよね。わかるわかる。
そんなコタを全く気にする事なく、ちびは満足げに顔をスリスリしている。
でもね、キミ達 それはおもちゃでもお宝でもなくて
私が明日履こうと、値札を切って置いてあった「新品の靴」なの(T_T)
私が履くより先に、新品の靴が毛だらけになっていたのは、言うまでもない
(´Д`)