送り梅雨鳩も降り立つ駐車場
季語:送り梅雨(夏・天文)
梅雨の末期にまとまって降る雨で、多くは雷雨を伴う。
「送り」は豪雨によって梅雨を終わらせると捉えたことから。
「帰り梅雨」「戻り梅雨」は、梅雨明けのあと梅雨のような雨が続くこと。※俳句歳時記
今年、ここ関東は早くに梅雨が明け、そのあと歳時記にあるような「戻り梅雨」と思われる雨が暫く続き、
そして何日か前に雷を伴った雨が降り、また梅雨明け前のような暑さになり、時同じくして、蝉の鳴き声を聞くようになった。
ゆえ、あの雷を伴った雨が「送り梅雨」だったのか…。今度はどうやら梅雨が明けた気配がする。
その日は買い物帰りに雨にあった。
人はみな、屋根のあるバスターミナルへと駆け込んだ。
この頃の雨は、ポツリそしてザーなのだ。ポツリポツリときて暫くしてザーではない。
昔もそんなことはあったけれど思ったより雨脚が早い。
その時、目の前に鳩が降り立った。
鳩も濡れるのは嫌だったのだろうか・・・。