日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

福島県の友達

2011年03月18日 18時54分04秒 | 日記
福島県の友達で最期まで連絡が取れんかった友達とやっと繋がりました。

僕は自分の事以上に嬉しくなり、何を言ったか解りませんが、とにかく言葉にならない声を出したと思います。


電話をくれた友達から



「お前が落ち着け!何言ってるか分からん!」

有難いツッコミです。しかし、彼が受けた現実は壮絶でした。

家は倒壊はしてないがヒビが入ってる。

道路も亀裂が入り、家の近くにある湖は決壊し、付近の家は流されて10人前後が行方不明。

福島原発のせいで自宅退避、復旧作業(彼の家は建設会社)もできない。

いつ爆発するか分からないから常にびくびくしてる。


「映画じゃないけど、本当に日本沈没だ、俺は先が見えねーよ。」



昨日に引き続き、又言葉が出ませんでした。

そんな空気を察してか、友達が最期にこんな言葉を掛けてくれました。


「でも俺は元気だし、メシも食えてるから心配するな」


元気づけるつもりがこっちが元気づけられてました。


友達の強さに……

心から尊敬します。

必ず、必ず落ち着いたら会いに行くから。
いつかこの話が酒飲んだ時の過去の話になるくらい、今は頑張ろうや。








すいません、今日は言わせて下さい。


僕は自分の事で一杯一杯ですが、地元の友達の話で、兄が警察官で被害地に応援に行かれます。


家族としての心配や意見が多々あると思います。その人は結婚もしていて、奥様からしたら気が気でないと思います。


僕は第三者として、友達に加減もせずに言葉をぶつけてしまいました。


譫言の様ですが、僕は自分の無力さを誰かにぶつけたかったと思います。



そんな友達を傷付けた事を後悔してます。


ごめんなさい。でも兄が無事に帰ってこれるように本当に祈ってます。