日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

高取保育園と思い。

2013年05月27日 22時29分49秒 | 日記
5月なのに暑過ぎですね、いかわたいきです。

5月23日に「食育」と「玄米」で有名な高取保育園を視察させて頂きました。





こちらは食育に関しては全国レベルで本来だったら視察は9月まで視察は埋まってるのですが、僕の熱意?というより思いをぶつけさせて頂き、視察をさせて頂けました。





なので事前に著書を見て何を質問するか決めておきます。





最初は園児の運動から。音楽を使ってわざと手と足の動きをバラバラにしてとっさの反射神経を鍛えると話していました。
「体操の先生とかは入れないのですか?」との問いに…
「何故、入れる必要があるの?」との答え、何故なら週1、2回で来る人に園児の全てがわかるの?それだったら先生達に習わせて体操をした方が園児をより知れるとの事。





この日はTNCのテレビ取材、西日本新聞の取材、保護者の見学2件が入っていました。
6月1日の朝の番組で放映されるみたいですので、良かったらどっかに写ってるかもしれませんので見てくださいね(笑)








毎日1時間運動をやった結果がこのように逆上がりや柔軟に現れています。
しかも規則正しく帰る時は手を膝に添えて「ありがとうございました、失礼します。」と全園児がそう言って自分達の教室に帰っていきます。

「どう指導しましたか?」の問いに
「指導はしていません、ただ、綺麗な形、汚い形を見せてどっちを園児が選ぶかに任せています。」

この時、園長先生と話が盛り上がったのが子供の持つ可能性です。

子供って思ってる以上に感受性が強く、また、直感での理解が的を射てるというか良い悪いを頭ではなく体で判断してると申しますか…。
捨て保育という一定の場面で敢えて突き放すというのも大事だと考えます。











さて、待ちに待った食事です。
この日は誕生日会という事で普段とは違った食事となっていました。





これは当日当番と言い、給食係と掃除係を兼ねており、毎日変わります。
ちなみにこの絵は園児自身の手作りです。当番で一番話したのはこなつちゃんでしたが、写真を撮られるのが嫌らしくほとんど撮れませんでした(泣)





自分で使った食器は自分で全部洗います。






お米類を水に浸したらどうなるか?の理科実験をやっていました。
この部分の詳しい説明は著書参照。




園内の廊下を当番が雑巾掛け。











これが訪問者用の食事です。この日は園児達と同じ献立もあり、動物性のタンパク質はまったく入っておらず、揚げ物も野菜とコンニャクを揚げたもので普段はまったく揚げ物は出さないです。献立には必ずタンパク質を取る様に納豆が入っています。
しかもこの漬物も園児達が漬けたモノでここを卒園された園児は市販された漬物をまったく食べずにここの園の漬物を所望しているとの事。











午後からは味噌つくり体験です。

毎月100kg作っているので手際よく園児達は動いており40分ほどで終わりました。


この時、ちょうど西日本新聞記者ではなちゃんのみそ汁で有名なはなちゃんのお父さんと同じ部署で働いていた方とも同席させて頂き、少しお話しをさせて頂きましたが、もうはなちゃんは小5になっており画像を見ましたが女の子に成長していましたね♪

ここの西園長も申していましたが「食から社会を変えたい」との言葉がとても響きました。
何故なら食が乱れる事により、自分の代には出ないま蓄積でも子々孫々(大体3代目)位にその影響が出てくると言われています。母親の母乳を通して胎児に蓄積されていきます。
そのため母親も含めて少しでも体に良いものを食べていく事が大事になります。

僕が園を回って思った事は最近はアトピーやアレルギーを持った子が増えてるという事です。
原因は色々とあると思いますが、西園長と話してて上記の事を含めて「食」という部分の大事さを改めて感じました。


あと僕は独身です。
独身で子育ての大変さが分かってないのに何が子供達のため、子育て支援だ!との御意見もございます。

そこは僕もその通りだと思います。
子育ての大変さを僕自身まだ体験はしていませんので、本当の意味での親としての寄り添いというのができているのか?との問いには答えられません。

それを受け入れつつ、考え方を変えれば…僕は選挙に出馬した理由の1つに「福祉の充実」を掲げてきました。
議会でも「教育福祉委員会」に所属し、改善を測ろうとしました、そして福祉というのは大きく分けて3つに分類されます。
それは高齢者、障がい者、児童です。議員になった当初は障がい者の事は多少は言えても児童についてはまったく委員会では言えず、ただ議案を通すだけでした。

それが非常に悔しくて情けなくて…文献を読んでもしっくり来ないから『だったら現場を訪ねるのが早い』との事で子ども園・幼稚園・保育園回りを始めたのが去年です。
お陰様で市内外を含め26園視察をさせて頂きました。

子育てをしていない人が子育て支援を謳ったらいけないというのもありません。

子育ての充実を図る!と口ではなんぼでも言えます、ですが行動は嘘はつけません。


行動こそ本音です!


僕は本当に次世代を作る子ども達のために行動していきます。

高取保育園の視察時、たまたま日本綜合医学会の副理事長も同席しており、僕がどんな思いで視察をさせて頂きどう自治体に反映させていきたいかを訴えたところ9月はシンポジウムに参加させて頂き、また11月は龍馬プロジェクトの九州研修について西園長に了解を頂きました。


FBである方にtry againという暖かい歌の御紹介を頂きましたが、僕はもう少し負荷を掛けchallenge againです。



では、また。