日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

行政視察初日。

2017年01月31日 00時28分54秒 | 日記
眠気との戦いです、いかわたいきです。

さてら日田市議会では本日(1月30日)、議会運営委員会で大阪府八尾市の議会運営を視察させて頂きました。








視察で特に印象的だったのが、「予算決算の取組み」「委員会の所轄事務調査」「タブレット端末導入について」の3つです。
少々長くなりますが、1つ目の「予算決算の取組み」については民間だったら当たり前の予算と決算を同一人物や経営者が行うに対して議会においては他自治体も同様に議会内で選抜された方々が昨年度の決算に対する審議を行います。仮に議会改選時においては昨年の事が全く分からない方や担当外の方が決算に当たるため、それが議論を深めるといえばそうとは言えません。八尾市議会では予算や議案を通した委員会が昨年度の決算を長時間掛けて審議します、当たり前の事ですが議会だと目新しかったりします。
2つ目の「委員会の所管事務調査」に関しては我々議会は市役所側から提出された議案に対して審議や議論、認定を行いますが、それ以外の事を独自に議題に挙げて市役所側に提案する事は余りありません。八尾市議会では年度初期に各委員会で取り上げるテーマを決めて1年間議論を重ね、市役所側に提言として提出し、予算化を行います。それで終わりではなく、後追い調査も行うため市役所側に議会の存在をより認識させています。
3つ目の「タブレット端末導入について」は日田市議会でも導入について検討されているため、先行事例を学ぶために八尾市議会の取組みを参照にしようと考えましたが「八尾市議会では端末の電波通信機能を禁止している」「録音、録画、撮影も禁止」「タブレット端末の更新は議会事務局で行う」ためタブレット端末を返却する議員も多い。の言葉に…私、視察させて頂く身として申し訳無いながらも意見として「電波通信機能の禁止は通話出来ない携帯電話を与えられた様なモノで、日田市議会内でもタブレット端末導入を推進する私でも返却する。タブレット端末導入のメリットとして即時性と情報収集、そして議論を深めるためのツールであり、情報更新を1つ1つ議会事務局まで行き、職員が更新するのでは無駄の積み重ねである。それよりも情報のクラウド化とルールの見直しが先決である。」とその他も含め指摘しましたが、八尾市議会では日田市議会より先んじてタブレット端末導入を行なっているため、勿体無いと感じての思い故、事務局側も汲み取って頂きました。
学ぶ身として謙虚に居る事は大事ですが、だからこそ視察という学ぶ時間を相手側と共有し、高め合う場において真剣にぶつかる場面も必要だと私は考えます。



では、また。