日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

少々長文ですが、色々考えます。

2020年06月03日 01時50分00秒 | 日記
昨日(6月1日)、6月議会における日田市のコロナウイルス対策に掛ける日田市の思いや予算規模を拝見しました。飲食店や旅館業への支援や感染症予防対策、観光PRなど必要性は感じます。






しかし、私の感想として日田市独自で行う予算は約1億3千万円程度(コロナ関係で中止となり浮いた予算約4000万円省く)です。

私は明日生きるか死ぬか瀬戸際の方々に市として「この期間、ここまでは市が行うから後は国・県の支援を受けてなんとか生き延びてくれ。」その様な思いが詰まった事業やメッセージがあれば市民も幾ばくか踏ん張れると考えますし私も伝えられますが、今の段階で判断ができません。

どの自治体にも標準財政規模というのがあり人口が大きく関わります、報道では(相模原市、財政基金の残高4億円 コロナ第2波対応に懸念)にある相模原市(約72万人)や横浜市(約376万人)みたく財政調整基金(いわゆる市の貯金)が枯渇とあります。相模原市は財政調整基金4億円、横浜市は28億円、対する日田市は人口6万4千人で41億円です。(過去の災害も含めて29.30年度は約10億円ずつ拠出)
これはコロナ云々ではなく常日頃の市政運営がどうだったか?が疑われるため今回の事例に参考となりません。

市長もコロナ第2波3波の懸念をしてますが出し渋るのではなく、今はどれだけ貯金を出して市民生活を守るか?後から支援するといっても業者や企業が潰れていたら意味がない。
平時と有事は別次元。政治の世界で大変痛感しているからこそ大事なのは今、今が無ければ後(のち)や未来はありません。
ここを政治として決断すべき事ですが、一市議会議員の力では難しい部分もあるため議会で市民の皆様を声を訴え、少しでもより良い方向に繋げて参ります。