気分はKen Yokoyama(クレイジーケンバンドの方じゃないです)の「Believer」です、「If we believe, It's not too late to start」ですよね!いかわたいきです。
行政視察3日目最終日は神奈川県横須賀市の「高齢者虐待防止事業」という高齢者虐待防止センター(福祉部高齢福祉課内に設置)が設置され、専用電話に電話相談と面接による相談を随時行っている事業。
それと「地域福祉特区事業」という地域住民が自らの地域の助け合いプランを策定し実践する活動のうち、先駆性があり市内の他の地域にも広がるような活動をモデル事業として認定し支援するものです。
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まず最初に高齢者虐待防止事業ですが、これにより、相談件数176件の内74件が虐待有りと判断され行政に保護されました。その内のほとんどが65歳以上です。虐待にも色々あり、
○ 身体的虐待(叩く、つねる等の暴力やベッドに縛りつけたり、意図的に過剰に薬を飲ませる等)
○ 介護・世話の放棄、放任(入浴させない、オムツの放置、食事を与えない等)
○ 心理的虐待(恥じをかかせる、怒鳴る、ののしる等)
○ 性的虐待(キスやセックス、性器への接触を強要する等)
○ 経済的虐待(日常生活に必要な金銭を渡さない、使わせない、本人の物を勝手に売却する等)
僕だけが意外と思ったのかもしれませんが、相談を寄せられたほとんどがこの5つの内の2つ、3つと重複していて、特に身体的虐待と心理的虐待は合併している事がほとんどだそうです。虐待をされる方は女性が75%で介護度の高い低いは関係無いそうです。
逆に虐待をする方は同居者が9割で、その内息子・娘が5割、夫・妻が2割です。
圧倒的に家族からの虐待が多いです。そのために次の取り組みとしてメンタルヘルス(介護者への心の相談)を横須賀市は始めました。介護している人が介護ストレスから辛くなり、高齢者にやさしくできず自分自身が嫌になってしまうほどの状況がエスカレートして虐待に及んでしまうことがあるので、それを防ぎ本来の介護の力を回復してもらう事にも力を入れています。
それと相談件数176件の内74件て少ないな…と思いませんですか?僕も気になり訪ねました。
基本的に虐待の有無の判断に基準は無く受けた相談は全部取る。それから虐待者の主観を基準にして調べ、その後に周辺やケアマネージャーの情報との整合性を確かめるという流れです。
見た形で分かる虐待(アザ・酷い怯え・痩せ細っている等)は既に手遅れなため(無論、そういった場合はすぐ保護するが)国の指示としては「虐待かもしれない」という時点ですぐに保護しなさいと言う、しかし家族は「虐待者の家族」というレッテルを貼られるため慎重にやっている。確かに基準はないがたくさんの事例を検証していき、少しでも制度を高めていくとの事でした。相談の中には通報者の愚痴を聞くだけという場合もあると苦笑いしながら言ってました。
次に「地域福祉特区事業」ですが、これは僕のすっごい勘違いでした。ざっくり説明しますと以前ブログにも載せましたが「総合特区制度」を使った福祉特区地域の取り組みと思っていたのですが…そうではなく、地域に住む住民達が「共に生き、共に支えあう社会作り」をテーマに地域に福祉の輪が広がる取り組みをする団体・事業に補助金10万円を助成するみたいな事でした、すいません。
この事業は平成21年を最後に終了しており、「市民協働推進補助金」という名前と、福祉に限らず市政全般の色んな分野に広がるようなモデル事業団体に50万円補助という名前と目的を変え今も続いてます。何か肩すかしをくらった気分でした。
今回の3日間を振り返ってですが、細々とした移動が多かったです(笑)乗り換え→ホーム移動→乗り換えを何度繰り返したか…なんか空いている時間のほとんどが移動していたような…
それとその土地々々の住民や土地のカラー、行政として何に今力を入れているか?風土食の違い様々でした。
しかし、今回の行政視察で住民の危機感、市長の想い、国の政策等動機は色々ですが、共通していると感じた事は「熱を持っている」という事です。
川越市の街作りは最初、商店街の人達だけでやりました。「俺らの街だから俺らで守るんだ」と。
古い物と勝手に決めて隠してきたが、それをレトロとして見せるアートに。
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看板も「街に合うように皆で変えようぜ!」として風景にあった看板に変更したり、
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それを見ていた行政が「なになに、俺らも手伝わせてよ!」と乗ってくる形になり、今では行政も動かし街作りに対する補助金は最大1500万まで補助金が出ます。最初、街の人達は補助金等アテにせずお金を掛けずにやれる方法を常に考えていたんだと思います。
志木市も「市役所を市民が使いやすい場所に!そして、無いなら作ろうよ!」という想いだと。その結果ジョブスポット志木が出来上がり、今ではここ2、3か月で視察が普段の20件以上も増えてそっちの方が逆に大変だと(笑)
横須賀市でお話しした保健師さんは「これから色んな事業をやっていきます。それに伴い仕事がとても多くなっていきますが、それでもやります!」と断言していました。
人員や行政、企業、民間等の「誰か」をアテにせず本当に前向きな考えなのです。マジな思いは本当に街を変えられるんだと。
プレゼンにしても「これこれでこれ位お金がないと、この事業は出来ません。」という人と「この事業をやります。理由はこれこれであとこの位の金が必要です。」
同じ事でも出来ない理由を述べている人と、出来る理由を述べている人どっちを応援したくなりますか?
いやいや、お前若いから何も解ってないだけだ。との意見があると思います。是非解ってないトコを教えてください!勉強させて頂きます!そして僕はまだ20代です。その時しか言えない事もあります。
出来る・出来ないかの判断ではなく、やるかやらないか?の判断だと思います。
そして「やる!」と決めたらやれる理由を探せと。(コレ、自分の選挙の時ムチャクチャ思いました。)
「熱意無き仕事は無に等しい」と。歴史上の人かTVの人か居酒屋の隣のオッサンの誰かが言ってました。
どっか冷めてる人よりも暑苦しい人を僕は好みます。
最後に横須賀市議会を案内して貰ったのですが…
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肖像画は小泉元総理の御祖父にあたる小泉又次郎氏です。※神奈川県横須賀市は小泉氏の地元
最後に…最近はTwitterよりFacebookをやっています。やっておられる方、申請をお待ちしています♪
では、また。
行政視察3日目最終日は神奈川県横須賀市の「高齢者虐待防止事業」という高齢者虐待防止センター(福祉部高齢福祉課内に設置)が設置され、専用電話に電話相談と面接による相談を随時行っている事業。
それと「地域福祉特区事業」という地域住民が自らの地域の助け合いプランを策定し実践する活動のうち、先駆性があり市内の他の地域にも広がるような活動をモデル事業として認定し支援するものです。
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まず最初に高齢者虐待防止事業ですが、これにより、相談件数176件の内74件が虐待有りと判断され行政に保護されました。その内のほとんどが65歳以上です。虐待にも色々あり、
○ 身体的虐待(叩く、つねる等の暴力やベッドに縛りつけたり、意図的に過剰に薬を飲ませる等)
○ 介護・世話の放棄、放任(入浴させない、オムツの放置、食事を与えない等)
○ 心理的虐待(恥じをかかせる、怒鳴る、ののしる等)
○ 性的虐待(キスやセックス、性器への接触を強要する等)
○ 経済的虐待(日常生活に必要な金銭を渡さない、使わせない、本人の物を勝手に売却する等)
僕だけが意外と思ったのかもしれませんが、相談を寄せられたほとんどがこの5つの内の2つ、3つと重複していて、特に身体的虐待と心理的虐待は合併している事がほとんどだそうです。虐待をされる方は女性が75%で介護度の高い低いは関係無いそうです。
逆に虐待をする方は同居者が9割で、その内息子・娘が5割、夫・妻が2割です。
圧倒的に家族からの虐待が多いです。そのために次の取り組みとしてメンタルヘルス(介護者への心の相談)を横須賀市は始めました。介護している人が介護ストレスから辛くなり、高齢者にやさしくできず自分自身が嫌になってしまうほどの状況がエスカレートして虐待に及んでしまうことがあるので、それを防ぎ本来の介護の力を回復してもらう事にも力を入れています。
それと相談件数176件の内74件て少ないな…と思いませんですか?僕も気になり訪ねました。
基本的に虐待の有無の判断に基準は無く受けた相談は全部取る。それから虐待者の主観を基準にして調べ、その後に周辺やケアマネージャーの情報との整合性を確かめるという流れです。
見た形で分かる虐待(アザ・酷い怯え・痩せ細っている等)は既に手遅れなため(無論、そういった場合はすぐ保護するが)国の指示としては「虐待かもしれない」という時点ですぐに保護しなさいと言う、しかし家族は「虐待者の家族」というレッテルを貼られるため慎重にやっている。確かに基準はないがたくさんの事例を検証していき、少しでも制度を高めていくとの事でした。相談の中には通報者の愚痴を聞くだけという場合もあると苦笑いしながら言ってました。
次に「地域福祉特区事業」ですが、これは僕のすっごい勘違いでした。ざっくり説明しますと以前ブログにも載せましたが「総合特区制度」を使った福祉特区地域の取り組みと思っていたのですが…そうではなく、地域に住む住民達が「共に生き、共に支えあう社会作り」をテーマに地域に福祉の輪が広がる取り組みをする団体・事業に補助金10万円を助成するみたいな事でした、すいません。
この事業は平成21年を最後に終了しており、「市民協働推進補助金」という名前と、福祉に限らず市政全般の色んな分野に広がるようなモデル事業団体に50万円補助という名前と目的を変え今も続いてます。何か肩すかしをくらった気分でした。
今回の3日間を振り返ってですが、細々とした移動が多かったです(笑)乗り換え→ホーム移動→乗り換えを何度繰り返したか…なんか空いている時間のほとんどが移動していたような…
それとその土地々々の住民や土地のカラー、行政として何に今力を入れているか?風土食の違い様々でした。
しかし、今回の行政視察で住民の危機感、市長の想い、国の政策等動機は色々ですが、共通していると感じた事は「熱を持っている」という事です。
川越市の街作りは最初、商店街の人達だけでやりました。「俺らの街だから俺らで守るんだ」と。
古い物と勝手に決めて隠してきたが、それをレトロとして見せるアートに。
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看板も「街に合うように皆で変えようぜ!」として風景にあった看板に変更したり、
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それを見ていた行政が「なになに、俺らも手伝わせてよ!」と乗ってくる形になり、今では行政も動かし街作りに対する補助金は最大1500万まで補助金が出ます。最初、街の人達は補助金等アテにせずお金を掛けずにやれる方法を常に考えていたんだと思います。
志木市も「市役所を市民が使いやすい場所に!そして、無いなら作ろうよ!」という想いだと。その結果ジョブスポット志木が出来上がり、今ではここ2、3か月で視察が普段の20件以上も増えてそっちの方が逆に大変だと(笑)
横須賀市でお話しした保健師さんは「これから色んな事業をやっていきます。それに伴い仕事がとても多くなっていきますが、それでもやります!」と断言していました。
人員や行政、企業、民間等の「誰か」をアテにせず本当に前向きな考えなのです。マジな思いは本当に街を変えられるんだと。
プレゼンにしても「これこれでこれ位お金がないと、この事業は出来ません。」という人と「この事業をやります。理由はこれこれであとこの位の金が必要です。」
同じ事でも出来ない理由を述べている人と、出来る理由を述べている人どっちを応援したくなりますか?
いやいや、お前若いから何も解ってないだけだ。との意見があると思います。是非解ってないトコを教えてください!勉強させて頂きます!そして僕はまだ20代です。その時しか言えない事もあります。
出来る・出来ないかの判断ではなく、やるかやらないか?の判断だと思います。
そして「やる!」と決めたらやれる理由を探せと。(コレ、自分の選挙の時ムチャクチャ思いました。)
「熱意無き仕事は無に等しい」と。歴史上の人かTVの人か居酒屋の隣のオッサンの誰かが言ってました。
どっか冷めてる人よりも暑苦しい人を僕は好みます。
最後に横須賀市議会を案内して貰ったのですが…
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肖像画は小泉元総理の御祖父にあたる小泉又次郎氏です。※神奈川県横須賀市は小泉氏の地元
最後に…最近はTwitterよりFacebookをやっています。やっておられる方、申請をお待ちしています♪
では、また。