ネグレスコ・ホテル / BORO
ネグレスコ・ホテルに 辿り着くまで
あと50マイル 南へ走ろう
右に陽が傾くまでに
風が円を描いて 蜃気楼を横切った
あれは大地の ため息
震えるほどに せつなく消えた
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日のStepはもう踊れない
ネグレスコ・ホテルに灯がともる
兵士のように 横たわれば
傷を癒せるだろう
くもる窓のガラスに Endマークを書いた
役者を気どり 笑えば
ノイズの街が 拍手をくれた
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日のStepはもう踊れない
作詞 作曲 / BORO
編曲 / 井上大輔
1983
■ 昭和譜心 ■
男なら
誰しも、一度は
ハードボイルドな生き方に
あこがれて、トレンチコートの襟を立て
街角で斜に構え煙草を燻らす
主人公を演じたいと
思うことが
ある
第五大成丸