TAXI / 鈴木聖美
TAXI に手を上げて
George の店までと
土曜の夜だから
あなたがいそうで
サヨナラした人に
逢いたくなるなんて
雨にぬれたせいかしら
弱いね私も
I love you tonight
抱き合って 眠れなくても
傍にいたい
Lonely tonight
想い出を 燃やしつくしたら
男と女には
友情が残るはず
ガラスのドア越しに
見慣れたあの背中
想いがけずときめく
心が怖い
あなたにマスターが
目配せをしている
振り向いてほしくない
このドアを開けるまで
I love you tonight
元気かと やさしい声で
聞かれたいの
Lonely tonight
あの日から 遠ざかるほどに
あなたが大切な
人に思えてきて
Lonely tonight
想い出を 燃やしつくしたら
男と女には
友情が残るはず
作詞 / 岡田冨美子
作曲 / 井上大輔
1987
■ 昭和譜心 ■
男と女
惹かれ合えば
相手との距離を保ちつつ
お互いに相手の心中を計ろうとする
その距離感でお互いの心根をも確かめ合うもの
でも、男と女は別れると不思議なくらい
過去の想い出に縋りながら
その距離をもう一度
縮めようと
する
第五大成丸
街へ / 吉田拓郎
どしゃぶりの雨の中
タクシーを降りて僕は一人
想い出の沢山しみこんだ
表参道を歩いている
あれはそう もう何年も前
やるせない想いを友として
都会に自分をなじませようと
原宿あたりへやってきた
その日も雨模様で
かすかに山手線を走る
電車の音は心地よく
何故か気持も安らいで
この街の唄でも作る日がくればいい
その頃はまだ若者も
あふれる程の人数はなく
ほんのひとかたまりの芸術家きどりが
明日について熱弁をふるっていた
時代を変えるのは常に青春で
老いた常識よりはるかに強く
たとえば嵐にのみこまれても
歴史はそれを見逃さないだろう
見えない何かに向かって
僕等は進もうとした
あの時信じたものは
ビートルズやボブ・ディランの唄
住みつかなくとも愛せる街だった
愛した女もいる
恋に敗れた事もある
なぐさめたりなぐさめられたり
それも大きな一瞬だった
原宿表参道は誰にも
語られなかったドラマを
なつかしい人がやって来ると
そっと話しかけてくれるに違いない
あなたの人生はいかが
若さはホロ苦いネ
時にはたずねておいで
逢えたら笑顔でむかえよう
変わってしまったのは街だけではない筈さ
作詞 作曲 / 吉田拓郎
1980
■ 昭和譜心 ■
人や
街の変貌は
時代の変遷でもある
その時代、その街で過ごした
僅かな証を求めて彷徨っているうちに
己の変化に気づくこともある
その変化こそが己の
歴史であると
是認す
第五大成丸
「本町チェック」
数ヶ月ぶりに
大阪本町へ向かいます。街並みに大きな変化はありませんが、以前、たぶん
改装工事中でシートに覆われていたビルが、装い新たにお披露目されていたり、
1ブロックに1~2店舗ほど、飲食店の看板が付け変わっていたり(代替わり?)、
といったプチ変化は案外あるものです( あちこち店舗チェックができました )。
所用も終わり、お気に入りのパン屋さんに寄って帰ることに ・・・
「媚薬の販売?」
このパン屋さんには、
パンの匂い(香ばしさ)以外に、人を惹きつける匂い(パンから媚薬?)がある
ような気がします。しかも、それは流行りの匂いや “パンを焼いてます!” という
過剰にアピールするようなものではなく、ずっと昔からある懐かしいお店というか、
仕事を終えた堅物のパン職人が仕事場で趣味の野菜ケーキを焼いているような
“通常外” の楽しげな匂いです(もちろん、お店のパンは今風の匂いです!)。
その心地良い匂いに誘われるままに、客たちは店に吸い込まれていきます。
店内はそう広くないですが、引っ切り無しに往来する客でスタッフは忙しそうです。
「セレクトショップのような ・・・」
もちろんこのお店、
同じパンを10個も20個も整然とトレイに並べて売っているお店ではありません。
どちらかと言えば、アパレルや雑貨店の個人オーナー自らが海外へ買い付け
に行って、買ってきたお気に入りの商品を感性で陳列している、いわゆる、
街の 「セレクトショップ」 のような商品の扱い方です。1アイテムにつき2~3個を
テーブルに直置きしています。スタッフはその売れている状態をみて、バック
ヤードから追加商品や差し替え商品を持ってきて、新たに陳列を作り直します。
こういったスタイルのお店が増えていると感じます。ただし、うまく活かせている
お店はまだまだ少ないとも感じます。
「何にこだわった?」
“こだわりのお店”
と紹介され、一瞬、世間の注目を浴びるお店があります。先日も、一年くらい
前に買った雑誌の特集で紹介されていた “こだわりの飲食店” をチェックする
ために10軒ほど回ったのですが、うち1店舗が、ここ最近閉店。もう1店舗は
既に違う屋号に変わっていました。昔から飲食という業界は “知らん間に ・・・”
ということは当たり前に起こるので驚きもしませんが、それにしても早やっ!
まあ何とあっけないことか ・・・ あのお店は何にこだわっていたのか?
( こんなことが何度もあると、メディア発信の信頼度も下がるでしょうね )
「個のライフスタイル」
アート作品の展示であれば、
テーマに相応しいロケーションに在るギャラリーで、時期やスペースをセレクト
してディスプレーすればよいのですが、事、商品(特に日用品や頻繁に使用する
買回品)となれば、雰囲気だけでは続かないものです。いくらそれが趣味の域
であっても、家族が居る生活の中に入れるとなれば、個の感覚だけでは肯定
しきれない要素も生まれます。よって、ライフスタイルとは、個だけでは成り立ち
にくいものなのです。ファミリーならもちろんですが、シングルライフであっても
最低限、「街」 との関わりは無視できないものだと言えるような気がします。
「街に存在する価値」
“この街が好きでこの街で暮らす”
という場合、その街の自然環境や歴史も一つの要因です。ただ、それで全てが
網羅できるかと言えば、そんなことは有り得ません。特に、都会の場合、自然や
歴史より、その街の環境特性(利便性やファッション性など)が大きく影響してくる
ケースが往々にしてあります。その範疇において、物販のショップや飲食の店舗も
少なからず影響を与えることは事実です。ですから、いくらしがない小さな飲食店
であっても、街に暮らす(街を訪れる)街人たちは、その店が “街に存在する価値”
が有るか無いかを知らぬ間に量っているものなのです。裏を返せば、店側がまず
“この街でこの価値を与える(役割を果たす)” という自負を持って行動しなければ
受け入れられないということだと言えるのではないでしょうか ・・・ 。
■ 二升五合 ■
「街に存在する価値」
という概念
難しい表現やけど
“何で、この店なん?”
“何で、この街なん?”
にすればわかりよい
今、革めて思ふ
店舗のコンセプトが
ブランドの核になるし
街の血液にもなるんやと ・・・
第五大成丸
「北摂の街」
あの万博(EXPO'70)から、
もうすぐ40年を迎えようとしていますが、北摂(特に千里ニュータウン)の街では、
当時の子ども世代が親から独立して核家族化が進行しきった末に、高齢の親世代
だけが残された大きな一軒家、古びた公団(団地)には一人住まいの老人が増え、
街全体が高齢化して退廃の一途を辿っています。そんな街ですが、良い意味でも
悪い意味でも、全国のニュータウンのモデルにもなってきたことは事実であり、今後
の再開発や再構築にも注目が集まることは間違いありません。その活性化の一つ
になるかもしれませんが、ハブステーションである千里中央駅に直結するタワービル
(上部マンション)が完成しました。
「高層タワーマンション」
この高層ビル、
建つ前(景気が上昇していた頃)から、工事中に高層階の外壁が ・・・ とか、
橋下大阪府知事が最上階の部屋を ・・・ といったニュースが流れ、話題には
事欠かない物件です。再開発(再活性化)といった観点、あるいは、消費行動が
盛んな世代や地位の高い人を街に誘致するという意味でも目玉となります。
都市型高層マンション(タワーマンション)は、ハイクラスな生活へのランドマーク
であり、また、リタイアしたシルバー世代にとっては利便性が高く、人生最後の
住処に値すると捉えている方も多いのではないでしょうか。
「長蛇の列」
千里中央に完成した
このタワーマンションビル(50階建て)の1階で、電鉄系のスーパーマーケットが、
グランドオープン(7日)しました。私が行ったのは夕方4時頃だったのですが、
何と、入場制限が行なわれていました(約15分ほど並びました)。このSMは北摂
で数店舗を展開していますが、少しハイクラスなライフスタイルを意識させるような
雰囲気と品揃えがウリになっていると思います。特に、今回オープンしたこの店舗
は、より一層、他のSMと差別化を図ろうとしている様子が伺えます。
「NBより差別化PB、PBよりこだわりブランド」
一般的な他店
との比較で顕著なのは、NB商品の種類・量が極端に少ないということです。
反面、「青果・果物」 「鮮魚・乾物」 「精肉・加工品」 「デリ総菜」 「ベーカリー」
といったブースをはっきりコーナー分けして離している(独立させている)様子は、
デパ地下の専門食料品売場といった風合いです。そして、スーパー独自のPB
商品ではなく、産地直送品や地方の個人商店などをも含む、こだわりブランドの
PB商品を集めて売場を作っています。
「新たなSM(スーパーマーケット)の潮流」
それから、
「和牛」 という表現で済まさず、「○○県産和牛 ○○牧場 雌牛限定」 と明記、
野菜や果物の量り売り、常駐のアドバイザーを配したワインコーナー、お客様の
目の前(オープンキッチン)の鉄板で焼き上げるデリカ商品(惣菜)、また、ピザや
パンが隣のコーナーで調理されています。「キッチンスタジオ」 と銘打ったコーナー
では、「お料理教室」 「食育セミナー」 「献立のご提案」 ・・・ といった情報が溢れ
ています。これら全てが新たなSMの潮流なのかもしれません。
■ 二升五合 ■
現在は、
商品であれ 情報であれ
自身に必要のないものは
興味など持てない時代
逆に、
必要を感じ 興味のある
商品や情報の収集には
労力を惜しまない時代
そこに、
新たなビジネスが生まれ
同業者が蟻のように群がり
命がけで顧客を奪い合う
そして、
必ず時代に淘汰される
残るのは少しの武勇伝と
多くのやるせない記憶
それでも、
皆、前に進むだけ ・・・
第五大成丸
「七夕まつり」
昨日、
役所に用事があって立ち寄りました。玄関ホールには大きな竹笹が ・・・
( 短冊が置いてあり、自由に願い事を書いて吊るせるようになっています )
そう言えば、毎年、わが家ではベランダに葉竹を立て、子どもたちが短冊に
願い事を書いておりました。しかし、今年は ・・・
「七色の短冊」
嫁さんに
“今年は、七夕(たなばた)せえへんの(飾らないの)?” と、軽く聞いてみます。
“安くてええ葉竹が無かったねん。ええやつは3,000円もするねん。” と、言い放ち
“(買えるかい!)” という眼つきでこちらを睨みます。私は目をまったく合わさずに
“ちょうどええやん、ここで短冊に願い事でも書いたら ・・・” と、苦しい展開です。
“今まで、散々願い事したけど、何一つ叶わんし!!” と、嫁さんからトドメの一言。
私にとっては更に苦しい展開です ・・・ 。
「恐怖の願い事」
と言いながらも、
嫁さんは短冊に願い事を書いて吊るしています。見て見ぬ振りしながら、
チラっと見ます ・・・ その内容に、思わず、私は短冊から目を逸らせます。
( 内容は言えません。それは今の私に対する凍りつくようなメッセージでした ・・・ 。)
「子どもの願い事?」
行儀良くはないのですが、
嫁さんが吊るした短冊のまわりにある他人の短冊に目がいきます。その中でも
特に気になった願い事があります。どうやら子どもの願い事のようですが、本人
は小さいのでしょうか、お母さんらしき大人の字でシッカリと代筆されています。
その黄色い短冊には ・・・ 「新しいウルトラマンになれますように!」 とあります。
「親の期待! ・・・ まさか、目論見?」
昔なら、
“ウルトラマンのように強くなれますように!” というニュアンスだったはずです。
しかし今は、現実的なニュアンス(スタンス)になっているということなのでしょうか。
“新しい” とは ・・・ 過去(既存)ではなく、未来(新規)のウルトラマン(ヒーロー)を
目指せ!という、親の強い願い(子どもへの期待!親の思惑?まさか目論見?)
が込められているような気がして、少し怖さすら感じてしまいました ・・・ 。
( 私の考え過ぎでしょうか ・・・ ??? )
私たちのヒーローだった
「ウルトラマン」 は、今の時代の子どもたちにどう見られているのだろうか ・・・
■ 街的興趣 ■
役所の休憩所
傍には大きな自販機
缶コーヒー飲んで
くつろいでいるのは
仕事のないオッサンと
学校帰りの女子高生
絵にはならない
でも、ブログネタになる
これも
現在の街風景なのか ・・・
第五大成丸
眠れない夜 / 泉谷しげる
眠れない夜 風が窓をたたき
手招きして 誘い水をまく 眠れない夜
金色のネオン ピンク色の壁
都会の暮らしは 底無しで 眠れない夜
憧れにつられて やってきたら
自分だけが ただ憧れてる
眠れない夜が いつまで続くやら
北の汽車から南の船へ乗り急いだよ
ぼくの足はこんな所で疲れた
めずらしい見世物は すぐあきて
自分だけが 珍しくなってく
眠れない夜が いつまで続くやら
Ah 手紙も書いた 日記もつけた
だけど宛名は すべてぼくのところ
眠れない夜 眠れない夜
眠れない夜 眠れない夜
作詞 作曲 / 泉谷しげる
1974
■ 昭和譜心 ■
★
世の中
うまくいかない
こともあるし、自分では
どうしようもない時があることも事実
「眠れない夜」 もあるだろう
そんな時、無理して
眠らなくて
いい
★
そのうち
“眠れる夜” がくる
“眠りたい夜” もやってくる
何事も、すべて自分自身に返ってくる
ものなのだから ・・・
★
第五大成丸
ネグレスコ・ホテル / BORO
ネグレスコ・ホテルに 辿り着くまで
あと50マイル 南へ走ろう
右に陽が傾くまでに
風が円を描いて 蜃気楼を横切った
あれは大地の ため息
震えるほどに せつなく消えた
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日のStepはもう踊れない
ネグレスコ・ホテルに灯がともる
兵士のように 横たわれば
傷を癒せるだろう
くもる窓のガラスに Endマークを書いた
役者を気どり 笑えば
ノイズの街が 拍手をくれた
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日の二人のStepはもう踊れない
あの日のStepはもう踊れない
作詞 作曲 / BORO
編曲 / 井上大輔
1983
■ 昭和譜心 ■
男なら
誰しも、一度は
ハードボイルドな生き方に
あこがれて、トレンチコートの襟を立て
街角で斜に構え煙草を燻らす
主人公を演じたいと
思うことが
ある
第五大成丸
ウイスキー・コーク / 矢沢永吉
オレ達の出逢いを 見つめていたのは
甘くにがい ウイスキー・コーク
酔った振りしながら キッスのチャンスを
さがしたのは 本気だったからさ
短い 映画のような
あの季節は もう帰らない
グラスの向うに おどけたオレ達
知っているのは ウイスキー・コークだけさ
オレ達 若かったよな
いつも何かを 追いかけてた
グラスの向うで 何かが変った
知っているのは ウイスキー・コークだけさ
作詞 / 矢沢永吉
作曲 / 相沢行夫
1980
■ 昭和譜心 ■
★
系統は
近いけど別物
と、いうのはよくある話
ロカビリーやツイストに興味が
無くても、バイクやクルマで走り回ったり
髪型や服装が似通ってるだけで
勘違いされることもあった
別段、ファンじゃ
なかった
のに
★
ただ、今
聴き直してみると
永ちゃんの歌は、何故か心に沁みて
・・・
甘くにがい味がする
★
第五大成丸
「歯医者にて」
ちょっとショック ・・・
若い頃からの不摂生でしょうか、内臓に負けず劣らず 「歯」 も相当弱っていて、
年間通して近所の歯医者さんへ治療に通っています。先月、上の奥歯に被せて
あったブリッチ内の1本の歯が砕け割れていたので、ブリッチを外して再治療し、
新しいブリッチを作ってもらい、やっと終わったところだったのですが、その歯の
噛み合わせの位置にある、下の奥歯が上部同様に割れてしまったようです。
すでに、
下の歯は左右ともに、一番奥の歯は数年前に抜歯済みで存在しておりません。
“もう根本まで虫食いが進攻していますので、この歯は完全に抜歯しなければ
なりません。ただ、さすがに、奥歯が2本無いのは ・・・” と先生も困り顔です。
(前歯に近い)その隣の歯も虫歯で細く削り、すでに金属を被せてありますので、
そこからのブリッチは無理があるようです ・・・ ということで、先生から二つの
治療提案がありました。
一つは、
「インプラント」 です。芸能人がよくやっているやつですが、治療期間(約1年)と
費用(1本約30万円)が相当掛かります。考えるまでもなくこれは却下です。そして、
もう一つの提案は ・・・ 「部分義歯(入れ歯)」 です。2年ほど前にも上部にある
1本の歯(まだその歯はもってます)が、これ以上悪くなれば抜歯して部分入歯に
しなければならないという話をされていたのですが、今回は “仮定の話” でもなく、
“たら” “れば” でもありません。
どこかの首相のように、
悩むと、考えや言うことがコロコロ変わるというのも如何なものかと思いますので、
“その治療でお願いします!” と先生には即座に返事をしました。ただ、時間が
経過すればするほど、やはりショックです。若い頃の自分には戻れないことは十分
理解していますし、その頃の想い出なら写真や音楽で取り戻せます。しかし、自身
の元々の 「歯」 は取り戻せません。認識が甘かったことに反省しきりです。
“無くなって初めてわかる有難さ ・・・ 後悔先に立たず!” という心境です。
■ こんたく堵 ■
覆水盆に返らず
泣くに泣けない
言葉はいくらでも
生まれてきますが ・・・
もう二度と
生まれないものもある
ということに
軽い絶望感を感じ
自身に切歯扼腕
第五大成丸
「痛風再発!」
先週、
痛風が再発しました! 症状は軽かったのですが、一応、医者に行きました。
受付で問診票に症状を書き込みます。慣れている?ので1分もかかりません。
整形外科は、リハビリも含め、とんでもなく混んでいます。待ち時間が約3時間と
告げられます( 不謹慎ですが、“こりゃ、儲かるやろなぁ~” と心の中で呟きます )。
“一度、外へ出てもらってもいいですよ ・・・ ” と、女性スタッフ。しかし、普段、
駐車場から5分で着く距離を、約20分も掛けて足を引き摺りながらやっと ・・・
歩くこともままならない状態です。待合席でじっと耐えます ・・・ 3時間後、ようやく
診察の順番が回ってきます。いつものように、まずレントゲンを撮られます。
痛いのは左足ですが、何故か、両足とも撮られます。そして、そのレントゲンを
見ながら先生が診察室で足の腫れ具合を見ます。( 約1分 ・・・ だけ!)
先生から思わぬ言葉が ・・・ “たぶん痛風です!” ・・・ それってネタですか ?
私は問診表に “痛風が再発しました!!” とハッキリ書いていたのですが ・・・
そんなこんなで診察が終わり、また、例の如く、看護師さんがシップを貼って
包帯をグルグル巻きする用意をしています。無駄な包帯は丁重にお断りします。
なんせ、包帯は家に売るほど有りますから ・・・ 。痛み止めの注射も遠慮します。
最後に、採血です(ひょっとして、他に悪いといころがあると困るから!?)。
さすがに、これは断ると、次回、この医者に来にくくなるような気がします。
まあ、日頃から血の気が多いせいか、採血すると少し楽になるような気もします。
( “看護師さん、もう1本、採ってもらってもええですよ!” ・・・ 嫌な顔をされます )
薬をもらって(買って!)クルマに向かいます。また一週間ほど、摂生しなければ
なりません。といいつつ、1週間後の快気祝い用にワインを買うことに ・・・
「白ワインでも ・・・」
足を引き摺りながら、ワインショップに入ります。入って目の前にある陳列棚に
“あのビル・ゲイツ氏が ・・・!” “英国王室御用達の ・・・!” という謳い文句が
POPされています。箱に入ったワインが山積みです。思わず、価格を確認します。
迷わず、小脇に1本抱えてレジに向かいます。
・・・ やっと、1週間経過しました。 コルクを開けます。
Hedges CMS White 2006
ヘッジス CMS ホワイト 2006
MS ビル・ゲイツ会長のパーティーや英国王室の御用達ワインとして
有名な、ボルドーワインのエレガントさとコロンビア・バレーの力強さを
兼ね備えたワシントン州のヘッジスの白ワインです。
ソーヴィニヨン・ブランの特徴である鮮やかな酸味が、シャルドネのまろやかな
口当たりと合わさり心地よい印象のワインです。フレッシュなハーブとバニラの
余韻を感じることができます。
■ ワイナリー : ヘッジス (HEDGES)
■ ワイン 名 : ヘッジス CMS ホワイト
■ 原産国 : アメリカ
■ 地 方 : ワシントン
■ 地 区 : コロンビアバレー
■ 格 付 : AVA
■ 品 種 : シャルヂネ マルサンヌ ソーヴィニヨン・ブラン
■ 上 代 : 2,600円(WS売価1,742円)
■ 家WINE ■
何か有ったらワイン
何も無くたってワイン
日常生活の中でも
一つの必須アイテム
となったのだろうか
そうしたことすら
考えるべき範疇で
なくなった気もする
何か有ったらワイン
何も無くたってワイン
第五大成丸