3年位前から少し格好などにこだわりだした、以前はTシャツにボロボロの穴開きベスト、偏光グラスもかけず、帽子もかぶらず、いささかスタイルは変えないとと思い、今は人並みのスタイルで遣っているが、仕掛けがまた、無頓着、仕掛けのスタイルは十数年、主藤さんの仕掛けスタイル、掛け針などは今だにジャストワンデュオ一本ただ3本イカリか4本イカリ、2本の松葉を使い分けるだけ、やはり色々試してみないと、ある一線を越える事は出来ないと、この所反省している、やっと此処数年、錘を付けたり水中糸を変えたりしだしたが、まだまだだ、自分の物に出来るよう今年からは考えて、友を引く様に心しよう。
私は、私の部屋と言っているのだが・・・!6畳の和室、何故か其処にタンスが2サオ、中身はお袋の洋服、押し入れを開けると布団がひしめいている、衣装ケースの様な3段の引き出しが有るがやっと私の引き出し、一番上には海でのブダイセット、二番目にはヘラセット、一番下には工具セットを収めている、一番下の工具セットは言わば私の秘密の宝、ヘラの浮きや万力、玉網などを作る為の道具達だ、その三段ケースの上に小振りのこれまた三段のケースが2個、この2個の内一個は鮎の細かい仕掛け入れ、残る一個の一番上と二番目も鮎、一番下は渓流、鴨居の所には鮎タモが3個吊るしてある、その隣に鮎用のベスト、鮎用のシャツ2枚、ウエーダーと未だに見える所に吊るしてある!だらしの無い光景!お袋のタンスと壁の間には6本の鮎竿、その前にまるでフタかの様に洗った時用の竿掛けが、もう一方のタンスの上には鮎関係の本が10冊位、箱に入ったサンダー、ドリル、工具箱がのっている、何故かその脇にピアノの椅子、椅子の上には大小の手作り編み込み機、こんな光景の部屋、最近はその部屋で布団を引いて寝ている、寝る前には吊るしてある鮎用品に挨拶して就寝、なぜこの部屋で寝出したかと言うと窓のシャッターを閉めると2階の部屋では唯一真っ暗になるのだ、たまに仕事上、外が明るいうちに寝る事も有るので此処にした、かみさんには片付ける様再三言われているが、私の頭の中では片付いていると思っている、お袋には2サオのタンスを1階に持って行くよう言ったが、その気配は無い、やはりお袋は納戸と考えているようだ、だが私はこの部屋で鮎の仕掛けを作ったり、ヘラの道具を作ったりする作業場、この冬は此処で木製の鮎タモを手直ししたり、ヘラの万力を作る予定でいる!