和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

麦秋の頃

2013-06-06 19:45:37 | 風景写真
今日2回目の更新です。

麦秋の頃と書けば季節は“秋”とのイメージがつきまといますが、
“秋”には収穫の頃の意味があります。
麦秋の頃とは麦の収穫の頃と言うことで、
奈良盆地では6月の初め頃、北海道では7月中旬です。
奈良盆地を走っていると、麦の二毛作が少なくなっているとはいえ、
田原本あたりに多く麦田が見られます。

山麓線では葛城市の八川に見られます。
そこは数年前から気に留めていたのですが、
夕日に輝く穂並みは撮れませんでした。
撮るタイミングがむつかしく、
獲り入れ後になってしまったことが多かったのです。
今年も同じように場所を探しに行きました。

イメージとしては二上山に夕日が沈まんとする光景です。
明日行ったら収穫後だった、ということもあります。

麦秋と聞けば〈麦秋鮮烈〉が思い浮かびます。
風景写真をやっている人ならご存知の
前田真三さんの富良野美瑛での出合いの写真。
前田さんが撮られたのは7月20日だそうで、
この作品が世に出て、美瑛が有名になると
この麦(あかむぎと言うそうな)を守る会が出来たということです。

写真展のお知らせ

2013-06-06 09:41:53 | 風景写真
奈良市美術館 イトーヨーカドー5F 日曜日まで


この写真展に知り合いが4名出展しています。

いい作品もありますのでご覧下さい。
作品目録がありまして、カラーの作品サムネイルがプリントされていて、
非常に見やすくなっています。
物忘れの激しいこの頃では目録を見返すと作品がよみがえって来ます。
親切ですね。


田中さんの「ひそやかな春」
やのさんの「刻は流れて」「初霜」
佐々木さんの「草もみじ」
目録にはありませんが、凍りつつあるハス田の作品が印象に残っています。
西川さんの「家路」も洒落ていいですね。

目録で
常滑渓谷→滑床渓谷
川上→東吉野
鹿島槍→爺ヶ岳
ではないでしょうか。