和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

薬師寺

2009-06-22 04:45:53 | カメラ
現在の薬師寺です。

この写真ではあまり気になりませんが、
次の写真では気になります。

何が?と申しますと
今度改修される東塔(右の塔)の右の木です。
塔がシルエットになると、木も同時になるので、
塔の形がダンゴになってしまいます。
金堂の辺りも形が見えづらくなりつつあります。
こういった木を整理して、
古都景観を保存しては、と
思うのですが、
カメラマンのたわごとでしょうか。
和尚は
この木を見て来ました。
薬師寺境内にありました。
東塔東の回廊の外にあるクヌギ一本です。
塔の三階部分の屋根まで達しています。
この木を一本切っても、
境内景観を損なう事もなさそうです。
数年前までは屋根まで達していなかったので、
あまり気になりませんでしたが、
昨年辺りから気になり始めました。
改修に10年かかるらしいので、
10年後には塔よりも大きくなっている可能性があります。
この問題は次世代カメラマンの課題にしましょうか。
伽藍を世界文化遺産にするのなら、
景観も世界文化遺産にすべきだと思いませんか?

金堂


再建された西塔





西塔が再建される前は
礎石だけが残っており、
水溜まりに東塔を映して撮ったものです。

今回改修される東塔です。(国宝)















かなり痛々しいです。

堂内撮影禁止ですが、
外からよく見えるので、
撮りました。デジカメは便利です。
本尊の薬師如来です。

どうして堂内撮影禁止なのですか。(フラッシュ禁止なら解ります)
古墳の壁画とは違うのです。
秘仏公開がありますね。
あれも理解に苦しみます。
もったいぶっているとしか思えません。

奈良仏教はもともと学問の場であったはずです。
宗教としても仏教は開かれたものです。

これは撮影禁止になっていません。



室生湖

(6×6 150ミリ コダックE100VS)コダックを使っているのは安いからです。

塔のある風景

2009-06-20 10:35:40 | カメラ
先日、正確には18日(木)に
薬師寺周辺をぶらぶらしました。
東塔の大修理に入るため、10年間は見れないとの事。
修理後は和尚が生きているかは不明です。
薬師寺白鳳伽藍 国宝 東塔は下記の予定で調査・解体修理に入ります。

【調査の為の足場が組まれる予定期間】
平成21年夏頃~平成22年初春頃

【解体修理が行われる予定期間】
平成22年晩秋頃~約10年間

※尚、上記期間以外の平成22年春頃~平成22年秋頃は、工事の覆いが外されて通常に東塔外観を参拝して頂けます。
1300年祭のため工事の覆いが外される。

出発は大池です。





















中にも入りました。明日は境内からです。

室生湖

(6×6 150ミリ コダックE100 VS)

昼間の棚田

2009-06-20 03:29:34 | カメラ
情報:稲渕棚田田植は21日です。案山子ロードに沿って。
スナップ派はいい被写体に恵まれます。

今日から梅雨空になるとの予報で、
晴れの棚田を歩いてみました。
明日香村稲渕です。
菜の花やヒガンバナの写真はよく目にしますが、
緑一色の棚田はあまり見かけません。
あえて緑の棚田をアップします。
すべて昨日です。











wanted! この人を見たら注意!


日本の絶景100選(西日本編)が出版されました。
カメラマンシリーズ 2190円
西日本全体なので、
奈良県だけを撮っている人には、
馴染みの場所が少ないのですが、
写真本位の内容ですので、見応えがあります。


この中で和尚は賀名生梅林を載せてもらいました。(下写真)

(6×6 80ミリ コダックE100 VS)

朝焼け 稲渕

2009-06-19 08:43:38 | カメラ
昨夕は細川にいました。
雲が厚くなり、
夕焼けの見込みがないと判断して、
三脚を車にしまい込みました。
赤玉だけがかろうじて見えました。
ところが
急に雲が薄くなり、色付いて来ました。



稲がだいぶん伸びて、夕焼けの写り込みも、
この土日が最後になりそうです。

そして、今日
少し寝過ごしたものの
稲渕にはなんとか間に合いました。
昨日のブログでこうなったらいいなーの写真をアップしましたが、
今日、こうなったらいいなーになりました。

前回写真


今日





もちろん、一番いい状態の時はフィルムで撮りました。

明日香 稲渕

2009-06-18 03:45:33 | カメラ
明日香 稲渕の朝は久しぶりです。
田植も終わり、
朝の写り込みを期待しましたが、
太陽が出る頃、厚い雲が出て来ます。
ここずーっとこんなんです。
こうなったらいいなーの写真をアップします。


太陽は左の木のあたりから出ます。
焼けたらもう少し右に回ります。
マムシがいそうなので畦を杖でたたいて移動します。


縦位置です。


今日一番のベストショットです?


ここも焼けたらいいだろうな!


夜、水田をライトアップして、農道に軽四を走らせたら、写真になるかなー。

花が咲いたらもう一度行きますが、次の3枚はどの構図がいいかなー。




細川のある田んぼの中の石です。



どう見ても人工で積み上げたように見えます。
下手は石が崩れ落ちて、中は農具小屋になっています。
和尚の見立てでは古墳に見えますが、
後日、村の教育委員会で聞いて来ますわ。

榛原ですね。皆さんがあまり行かないところです。

実際はこんなに赤くはないのですが、
微妙な露出の加減でいい色が出ます。(6×6 50ミリ コダックE100 VS)

長岳寺です

人が多いとこういう撮り方です。
(6×6 50ミリ コダックE100 VS)

室生の里

2009-06-17 03:37:15 | カメラ
室生の地蔵院近くの農家のおばちゃんが言っていました。
「このへんも年寄りばかりになってしもうた。雨が降りませんなー、
何か狂ってるわー。社会(政治)も変な事なっとるシー。困りますなー」

昨日は大池から柳生へ行くつもりが、針に来てしまいました。
滝谷の看板を見て、滝谷しょうぶ園に行こうと決めました。
7時過ぎに着きましたが、開園は9時。
施設作業員の打ち合わせの済んだ7時30分に入れてもらいました。
入園料800円 駐車場無料。
見頃とまでいってませんが、
各ブースごとでは撮り頃のところもあります。
アジサイの方が撮り頃ですかねー。
開園の9時前には退園しました。

入口で売られていました。

ハマナスです。北海道原生花園の代表的植物です。
実がナシに似ているかで、ハマナシ→ハマナスになったらしい。


実です。のちに赤くなります。

菖蒲園にて







カキツバタもそうですが、咲き始めの花がきれいです。
一番の撮り頃は最初に咲いた花がしおれる前ですね。

農免道路を走っていて


大宇陀の道の駅で

夏グミですが、これは買って食べるものではなかったのですが、
150円で売っていました。懐かしくなって買うてしまいました。
甘味と渋みの混じった懐かしい味です。(孫が半分食べよった)

国道369号を開路トンネルから榛原に向けて走っていたら、
大きなセンダンの樹がありました。
満開でした。(青空だったら映えたのになー)



今年の屏風岩のサクラでまとめてみたい2本の木がありました。

バックは高見山ですね。(6×4.5 コダックE100VS)

フィルムかデジタルか

2009-06-16 03:24:50 | カメラ
和尚は
20代から30代にかけて10年ほどのブランクはあるものの、
今までフィルムで撮影してきました。
デジタルカメラを買ったのは、
ブログを開設する少し前のことでした。
初期のブログのアップ写真は
クォリティを落とさないためポジフィルムを
スキャニングして載せていました。
しかし
デジタルカメラで撮ったものと併用するようになって、
フィルムとデジカメの差は分からなくなり、
デジカメの方がPCのモニターにとって優位に感じられるようになりました。
フィルムカメラの製造終了が相次ぎ、
ここ2、3年でデジカメが急速に出回っています。
それで、
この頃、撮影地で他人の撮影の機材を見ると、
90%がデジカメのようです。(特に35ミリカメラでは)
フィルムカメラで撮影している人でも、
デジカメを携行しています。
フィルムカメラの製造終了ということは
フィルムの売り上げが減り、
ラボ(現像所)の整理が進み、
フィルムと現像代の高騰を生みました。

そこで和尚は考える。
デジタルか、フィルムか!

結論を出す前(出ないかもしれませんが)に
両方の違いを整理してみます。

◯フィルム
フィルム代、現像代、プリント代がかかる。
画像、色は化学反応であるため、きめが細かい。
オリジナルは一枚、コピーが出来るが同一ではない。
プリントが重厚(銀塩プリント)。
結果は現像が上がって分かる。
撮り直しが出来ない。
コストが高い。
ネットに反映するには時間がかかり、費用もかかる。

◯デジタル
フィルムの代わりに記録媒体(SDカードなど)が必要。
くり返し使える。
パソコンがあればプリントする必要がない。
画像はチャート上の人工色。
オリジナルは同一コピーが出来る。
プリント(デジタルプリント)が美しい。
結果がその場で確認できる。
撮り直しが出来る。
フィルムに比べてコストが低い。
すぐにネットに反映できる。

時代の流れとして、
商業分野はカメラ雑誌の一部を除けば、
(それでも雑誌の印刷ではフィルムであってもデジタル化しています)
デジタルが一人勝ちをおさめていますが、
展覧会などの芸術活動(特に風景写真)ではフィルムが大勢を占めているようです。
それは今のところ、まだその分野での銀塩プリントの優位性を示しています。
近い将来にはどうなるか分かりません。
おそらく
芸術や趣味やコレクターの分野ではフィルムが生き残るでしょうが、
コンピューターの処理能力の発展はフィルムを必要としなくなりました。
写真で生活しているいわゆるプロはデジタルにシフトを代えています。
熟練を要さなくても簡単に撮れるカメラは
必ずしもプロカメラマンを必要としていません。
そこまで進んでいます。

和尚はあと10年ぐらいは現場で撮影できると思います。
フィルムで育って来た人間ですので、
フィルムの良さを失いたくありません。

昨日も5月に撮ったフィルム43本の現像が上がりました。
デジカメ画像との比較ではまだフィルムに一日の長があります。
今でも現像の仕上がりを見る時は、
ドキドキ、ワクワクします。
その感覚を失いたくありませんので、
スタイルとして併用型になりますが、
試行錯誤を繰り返しながら
和尚は生きながらえるでしょう。

室生湖 予想通りに仕上がった写真


上より 予想しなかったが良かった写真

ホタルが飛び交う頃は

2009-06-15 13:28:07 | カメラ
ホタルが飛び交う頃は
田んぼの畦や土手が美しいのです。
アザミ、シオン、キンポウゲ、アジサイ等が咲き、
植物の生命力を感じます。
朝日、夕日だけが美しいのではありません。

今日も
朝早くからいつものコースを回りました。
天気が良すぎたので、朝焼がありませんでしたが、
太陽が上がるにつれて、
棚田の脇役が輝きだしました。

宮奥ダム 


榛原区で


山辺で





















ホタル狩り

2009-06-14 03:11:55 | カメラ
昨日、明日香の稲渕の飛鳥川にホタル狩りに行きました。
7時半位から8時半くらいまでの1時間。
飛び石の上流の橋からです。
一般客も多いので、フラッシュは焚くは、
子供がウロチョロするはで大変でした。
実は和尚はホタルの撮影は初めてでした。
デジカメでISO1600 F8 2~3分





孫も連れて行ったので、撮影に集中できませんでした。
今年はホタルの数が多いそうです。
曇り空の、風のないじめーっとした夜に乱舞するそうです。

薬師寺 2009.6.13

2009-06-13 07:22:57 | カメラ
薬師寺もそろそろ見納めとなりますので、
期待して出かけました。
いつものメンバーは健在でした。
安田の大将、Tさんも
細川の大将、Mさんも今日はこちらに・・・。

ダメでしたが撮って来ました。ブログのためですよね。




昨日ですが大神神社に行きました。
ユリも咲きそろって来ましたが、
風景としては今ひとつ。




そして
矢印のままに平等寺へ。
二重の塔があるのですね。
知りませんでした。

このお寺は昭和の再建らしく、古寺には多い文化財が少ないようです。
境内では猫が遊んでいました。



メインクーン?


きれいな三毛猫。ピアノ売ってちょうだーい。