和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

旧長柄郵便局

2015-01-21 06:47:10 | 風景写真
このところ、山麓線を中心にウロウロしてます。
葛城の道をテーマにこの一年間を撮ってみようと思っています。
葉のない巨木を探してみたり、
小さな神社や寺院を探してみたりしています。

一言さんの下の鳥居から南へ長柄にかけてが
街道の雰囲気が色濃く残っています。
長柄神社の近くに旧長柄郵便局があります。
旧長柄郵便局は明治45年に建てられています。
昨年保存改修が完了しました。
余談ですがこの建物は堺屋太一氏の実家の隣にあり、
氏の寄付によるものです。
堺屋さんは疎開で5年間ここで過ごされたということです。

郵便局の向こうの大きな家が堺屋さんの実家です。







重文中村邸




長柄 祇園社のオオケヤキ




街道が色濃く残るあたり






蛇穴(さらぎ)の野口神社の民家


野口神社


個人的によく行く神社

ここのイチョウの落ち葉は美しいです。


大和路 あ・ら・か・る・と 40

御所市小林


宇陀市伊那佐


宇陀市岩清水






橿原市醍醐池


宇陀市安田の里


桜井市粟原

大和路 あ・ら・か・る・と 39

2015-01-20 07:07:21 | 風景写真
写真を上手く撮るには・・・・
よく聞かれます。

私に聞くより、
畑の住人さんとかN山さんとか、T田とかに聞けば良いのにと思うのですが。
はじめはこういいます。
ええカメラとレンズを使いなさい・・・と。
特にレンズですね。

ええカメラはPCが一台入っているようなものですから、
撮影時に完成させるつもりで撮る。
後のPCでの操作を出来るだけ少なくする。

違いが表れるのは構図です。
構図の良い畑の住人さんの作品は安心して見られます。

あくまで原則ですが
横位置の場合
写したいモノを中心に持って来ない。中心から少しズラす。
リズム感、広がりを大切にする。

縦位置の場合
写したいモノを中心線に持って来てもよい。
高さ、威圧感を表現する。

明度は明るい被写体を大切にする(白飛びを防ぐ)。
明度さが極端な場合は撮らない。

庭園を撮る場合は曇りの日に撮る。

晴天の空を有効に取り入れる。(曇天を少なくする)

花などを撮る場合は周辺をボカす。

これらはあくまで原則ですから。


大和路 あ・ら・か・る・と 39

御所市西佐味






撮っているとこんな事もあります。


御所市伏見


香芝市千股池


御所市橋本院


葛城市山田


三輪山






近鉄特急


川上村御船滝


玉川峡


小山田遺跡

2015-01-19 07:34:45 | 風景写真
昨日、小山田遺跡の現地説明会がありました。
奈良新聞によると8000人の考古学ファンが集ったとあります。
私もその中の8000分の1です。
待ち時間も少なく、スムーズに見学出来ました。

説明資料を載せます。


説明文は読みやすいように大きく載せます。


掘り割りの基部が表れただけで、
古墳の周壕なのか、屋敷の区画なのか分かりませんが、
私には古墳の周壕のように見えます。
写真では左上が墳丘になるのですが、
削り取られてありません。
古い2000分の1の地形図を見ると
墳丘部分が凸地になっていることが読み取れます。

誰の墓なのかそれぞれ推理して下さい。

奈文研の飛鳥資料館では、
歴代の写真コンテストの上位入賞者の展示がありました。

八釣のロウバイはあまり良くありません。
樹勢が弱っているのと、花芽が少ないのです。
これでは写真になりません。


大和路 あ・ら・か・る・と 38

藤原宮跡のハス













ここ掘れワンワン

2015-01-17 07:35:02 | 風景写真
現在の明日香村の1メートル下は
古代の遺構が一杯詰まっています。

〈ここ掘れワンワン〉

昨日の新聞
朝日新聞・・・飛鳥未知の大古墳か

奈良新聞・・・舒明天皇の初葬地か
記事の内容は似たようなものです。



養護学校の耐震工事のために掘った所が
遺跡が出て来たのです。
もともと養護学校を建てた時は
どうだったかと言うと、
その時は遺跡指定区域になかったので
調査なしに掘られてしまったのです。

新聞の写真で見る敷石のない茶色の所が
削り取られた跡です。

この遺構を古墳と見る場合、
一体誰が埋葬されていたかが学者によってわかれています。
舒明天皇か蘇我蝦夷ではないかの推定が多いようです。

私には分かりません。
ただ
石舞台古墳が蘇我馬子であれば、ここは蘇我蝦夷の可能性があるとしか言えません。
古墳とか墓は墓誌が出て来て確定出来ますので、
永遠の謎になるのでしょうか。

日曜日に現説があります。




大和路 あ・ら・か・る・と 36

桜井市吉隠




天理市夜都伎神社






宇陀市向渕


ナンジャモンジャの花




宇陀市柳





茅原の大とんど

2015-01-16 07:34:28 | 風景写真
茅原の大とんどは吉祥草寺の大とんどのことです。
昨日は材料だけ置かれていましたので、
今日(14日)組み立てられるだろうと、
午前中に行きました。
大松明は雌雄2個作られます。
一個目が完成間近でした。
移動、つり下げはクレーンの出番です。















これで完成ですが、クレーンでつり下げて、
左の基礎にはめ込むのです。
残念なことにはめ込みは13時半からでしたので、
新聞配達に行かねばならず、画像はありません。

NHKと市の公報が取材に来ていました。
2個の大松明の作成は地区住民によって作られるようです。
提灯で想像するのですが、
茅原と玉手の自治会が担い手らしい。

20時頃

20時から読経で20時半に点火されます。
(撮影には三脚使用可です)








吉祥草寺

2015-01-15 11:01:51 | 風景写真
昨日の記事でサイカチの針と書きましたが
画像では次ぎのものです。


吉祥草寺までやって来ました。
ここにはムクノキの大木がありますが
主幹の半分が枯れているのでみすぼらしいのですが、
側の枝がかろうじて生命を維持しているかのようです。
春になって葉が出そろうまで雰囲気は分かりません。


境内は大とんどの前日なので、
準備に忙しいかと思いきや、
警察詰め所の警官が3人確認に来ていただけでした。
資材はありました。





ここに大松明がおかれるのです。

明日もう一度来てみよう。

次に
柏原の天皇社行ってみました。
水平社博物館の隣にあります。

古事記に神武はカシハラで即位したとあります。
場所は畝傍の橿原に比定されていますが、
実はここの柏原の説も根強くあります。
近くに国見山もあるし、
立地的にもここの方が自然に感じられます。

途中にとんどの松明が作られていました。
形は茅原の大とんどと同じです。

形は2種類あるようです。

円錐型と逆円錐型


14日に再び吉祥草寺に行くことになるのであります。

明日の予告

崇道神社

2015-01-14 07:13:57 | 風景写真
御所市をウロウロしていたら、
崇道神社がありました。
ムクロジの巨木があるというので
行ってみたら崇道神社の境内だった。
御所駅から葛城山ロープウェイに行く道の傍で
町名は櫛羅。

ムクロジの巨木


崇道神社と言えば崇道天皇が祀られているのですが、
どうして御所市にあるのかな?
崇道天皇は天皇系図にはない天皇ですが
平安遷都の桓武天皇の弟です。
早良親王が正式名ですが、
死後に天皇の名がおくられています。
桓武天皇は我が子が可愛いのですなー。
弟(早良親王)を謀反の罪に陥れて、
我が子を皇太子にします。
弟は幽閉の後、死んでしまいます。

桓武天皇の周辺に不幸が続きます。

「早良親王」の祟りだぁー。

天皇は早良親王に天皇の名をおくって、
手厚く葬ります。
長岡京が10年しか続かなかったのは、
このへんに原因があると思われます。

桓武天皇は祟りとつき合った一生でした。
平安時代は“たたり”の文化が底辺にありますねー。

そんな訳で御所の崇道神社での思いから、
サイカチの巨木を探しに、
豊年橋まで来ました。

サイカチはムクロジと同じように葉が落ちているので、
雰囲気は伝わりませんが春にもう一度撮りに来ます。
豆科の木らしく、幹(枝)にトゲがあります。
木登りは痛いでしょうなー。

その後、吉祥草寺に行くのでありました。

大和野菜

2015-01-13 08:17:16 | 料理
京野菜の聖護院ダイコン、壬生菜、九条ネギ、すぐき、加茂なすなど
名の知れた野菜が多いのですが、
より歴史のある大和にはどんな伝統野菜があるのか
調べてみました。
というのも今日の奈良新聞に
「大和野菜に厳格基準」の見出しで
ブランド野菜にすべく、知事が認証機関を検討との記事があったからです。

堺にいる頃は大和野菜にはどんなものがあるか、知りませんでした。
奈良に引っ越して9年になりますが、
結崎ねぶか、宇陀金ごぼう、半白キュウリぐらいしか知りません。
先日も下仁田ネギに似た太いネギが〈大和ふとねぎ〉の名で売られていました。
安かったので買いすぐに、食べました。
美味しかったので〈大和ふとねぎ〉は頭にインプット。
高い下仁田よりもこれで十分です。
大和まな、ひもとうがらし、黄金まくわ(まっか)なども大和野菜なんですね。

ネットで調べたら大和野菜には下記のものがありました。
大和まな 千筋みずな 宇陀金ごぼう ひもとうがらし 軟白ずいき 大和いも
祝だいこん 結崎ネブカ 小しょうが 花みょうが 大和きくな 片平あかね
紫とうがらし 黄金まくわ 大和三尺きゅうり 大和丸なす 下北春まな
筒井れんこん 大和ふとねぎ 香りごぼう 半白きゅうり 大和寒熟ほうれん草

セブンのカレー

2015-01-12 12:40:16 | 風景写真
撮影での外食には
昨年はすき家の“ネギ玉牛丼”にハマっていましたが、
一年も続けると飽きて来ます。
それでもたまに食べたい時があります。
昨年の秋頃からはセブンイレブンのカレーにハマってしまいました。

〈税込み450円〉
他のコンビニに比べて少し高いのですが、
学生時代を思い出して、せっせと食べています。
学食のカレーなどは固形物はなく、ルウだけで
たまに肉のかけらがあれば、得した気分になったものです。
セブンのカレーは肉片が多く、けっこう美味しく頂いています。
私は辛いカレーよりも甘いカレーが好きです。
たとえば
香芝のインター近くの「上等カレー」の辛さが好きですね。
JR新大阪駅東口改札出たとこのカレー倶楽部の味も好きでした。

カレーで思い出しますが、
あべの辻調理師学校の故辻静雄さんが言っていました。
カレールウは一から作る手間を考えれば、
S&Bのフォンドボーカレーを鶏ガラスープで溶けば充分だと・・・。