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【微生物は】「バイオエアレーションWS」とファイトケミカル【働き者?!】

2025-01-17 07:07:46 | バイオエアレーション~更新作業する微生物~



この数字は、
いったい何でしょうか?
10の9乗。
10億です。

これは
微生物資材
「バイオエアレーションWS」
に含まれる
微生物の個数です。

驚きです!

土壌内の微生物には、
固有の働きがあります。



土壌内微生物
いわゆる善玉菌は、
土壌内で
 古い朽ちた根を分解する者、
 有機残渣を分解する者、
 分解物を栄養素に変換する者、
 抗生物質を出して
 病害に抵抗する者など
種類によりそれぞれに
それぞれの役割があり、
そこに生きる植物と
共生関係にあるといいます。



その役割を活用すれば
コース管理のみなさんの
更新作業、施薬、施肥、散水などを
助けてくれる存在となり、
微生物を
1人のコースマン
として、
味方につける事ができます。







昨年の年末、
ダグラスプラントヘルス社
技術開発部長の
アレックス・コクラン博士から
興味深いお話が
ありました。





「バイオエアレーションWS」
主成分である
バチルス・
アミロリケファシエンシスEV503
ファイトケミカル
(植物ホルモン)である
IBA(インドール3酪酸)
ABA(アブシジン酸)
を生成放出し、
植物の中にある
干ばつ耐性
をコントロールしている細胞因子
「OsGH3-2」
10倍活性化させ
植物の干ばつ耐性を向上させる事が
米国の研究機関で
明らかになった、と言うのです。



つまり、
高温で乾燥する時期
「バイオエアレーションWS」
が効いていれば
ターフを
ヤケや枯死から守る事が
可能である!
というのです。



昨今の地球温暖化
40度近くまで気温上昇して
降雨の少ない
日本の夏
コース管理にとっては、
嬉しいニュースです!




アレックス氏は続けます。

地球上の
様々な地域に生きる
「民族と酒の関係」
を考えてみて下さい。

酒の歴史は古く
最初のお酒は
紀元前6000~7000年まで
さかのぼります。



「酒は百薬の長」
という諺があるように
昔、お酒は薬でした。

その地域の民族が
より長寿に健康に、暮らせるように
それぞれの地域に
それぞれのお酒があります。

つまり
お酒の原料から
醸造や蒸留により、
「ファイトケミカル(植物ホルモン)」
を取り出した液体
「お酒」であり、

お酒を飲む事で
ヒトの細胞の中にある
暑さや渇き、寒さや凍えに、抵抗する
細胞因子を活性化して
ヒトは進化してきたとも
いえるのです。」

アレックスは続けます。

例えば
高温、乾燥のメキシコ


「サボテン」を原料とした


「テキーラ」があり、



冬の寒さが厳しいロシア

「ジャガイモ」を原料とした

「ウオッカ」があります。


蒸し暑い中国南部・台湾
「もち米」を原料とした
「焼酎」は古くから有名です。

このように、
お酒のつくりだす
ファイトケミカル
その地域の
気候を生き抜く為に、
民族の遺伝子を
進化させてきた
とも言えます。」
アレックス氏は
わかりやすく
説明してくれました。





このように
「バイオエアレーションWS」
の効能
エアレーション(耕耘・更新作業)だけでなく、
病害や干ばつの抑制にも及びます。

「バイオエアレーションWS」
下記のタイミングで
年間に2~4回
施用される事をオススメします。

①早春の芽出し前後
早春の菌体バランス
フザリウム等の抑制)

②春の更新作業時期
(テイや外周など、
ストレスの多い箇所には
フルコンボ施肥で芽数充実!)

③梅雨明け前後
(夏越し時期の干ばつ耐性効果も!)

④秋の更新作業時期

⑤晩秋施肥の時期
(冬越しのための貯蔵糖分充実
冬期の凍害・乾燥害の抑制
翌春の芽出し



今年の
年間計画をたてられる際に
是非、検討していただければ幸いです!

宜しくお願いします!


(株式会社サバンナブラン
/スポーツターフ事業部)



















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