この数字は、
いったい何でしょうか?
10の9乗。
10億です。
これは
微生物資材
「バイオエアレーションWS」
に含まれる
微生物の個数です。
驚きです!
土壌内の微生物には、
固有の働きがあります。
土壌内微生物、
いわゆる善玉菌は、
土壌内で
古い朽ちた根を分解する者、
有機残渣を分解する者、
分解物を栄養素に変換する者、
抗生物質を出して
病害に抵抗する者など
種類によりそれぞれに
それぞれの役割があり、
そこに生きる植物と
共生関係にあるといいます。
その役割を活用すれば
コース管理のみなさんの
更新作業、施薬、施肥、散水などを
助けてくれる存在となり、
微生物を
1人のコースマン
として、
味方につける事ができます。
☆
昨年の年末、
ダグラスプラントヘルス社
技術開発部長の
アレックス・コクラン博士から
興味深いお話が
ありました。
「バイオエアレーションWS」の
主成分である
バチルス・
アミロリケファシエンシスEV503が
ファイトケミカル
(植物ホルモン)である
IBA(インドール3酪酸)や
ABA(アブシジン酸)
を生成放出し、
植物の中にある
干ばつ耐性
をコントロールしている細胞因子
「OsGH3-2」を
10倍活性化させ
植物の干ばつ耐性を向上させる事が
米国の研究機関で
明らかになった、と言うのです。
つまり、
高温で乾燥する時期に
「バイオエアレーションWS」
が効いていれば
ターフを
ヤケや枯死から守る事が
可能である!
というのです。
昨今の地球温暖化、
40度近くまで気温上昇して
降雨の少ない
日本の夏の
コース管理にとっては、
嬉しいニュースです!
☆
アレックス氏は続けます。
「地球上の
様々な地域に生きる
「民族と酒の関係」
を考えてみて下さい。
酒の歴史は古く
最初のお酒は
紀元前6000~7000年まで
さかのぼります。
「酒は百薬の長」
という諺があるように
昔、お酒は薬でした。
その地域の民族が
より長寿に健康に、暮らせるように
それぞれの地域に
それぞれのお酒があります。
つまり
お酒の原料から
醸造や蒸留により、
「ファイトケミカル(植物ホルモン)」
を取り出した液体
が
「お酒」であり、
お酒を飲む事で
ヒトの細胞の中にある
暑さや渇き、寒さや凍えに、抵抗する
細胞因子を活性化して
ヒトは進化してきたとも
いえるのです。」
アレックスは続けます。
例えば
高温、乾燥のメキシコに
「サボテン」を原料とした
「テキーラ」があり、
冬の寒さが厳しいロシアに
「ジャガイモ」を原料とした
「ウオッカ」があります。
蒸し暑い中国南部・台湾の
「もち米」を原料とした
「焼酎」は古くから有名です。
このように、
お酒のつくりだす
ファイトケミカルが
その地域の
気候を生き抜く為に、
民族の遺伝子を
進化させてきた
とも言えます。」
と
アレックス氏は
わかりやすく
説明してくれました。
☆
このように
「バイオエアレーションWS」
の効能は
エアレーション(耕耘・更新作業)だけでなく、
病害や干ばつの抑制にも及びます。
「バイオエアレーションWS」
は
下記のタイミングで
年間に2~4回
施用される事をオススメします。
①早春の芽出し前後
(早春の菌体バランスと
(早春の菌体バランスと
フザリウム等の抑制)
②春の更新作業時期
(テイや外周など、
ストレスの多い箇所には
フルコンボ施肥で芽数充実!)
フルコンボ施肥で芽数充実!)
③梅雨明け前後
(夏越し時期の干ばつ耐性効果も!)
④秋の更新作業時期
⑤晩秋施肥の時期
(冬越しのための貯蔵糖分充実。
冬期の凍害・乾燥害の抑制
と翌春の芽出し)
☆
今年の
年間計画をたてられる際に
是非、検討していただければ幸いです!
宜しくお願いします!
(株式会社サバンナブラン
/スポーツターフ事業部)
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