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旧暦72候が示唆する「冬越し」のテーマ

2017-11-12 09:40:00 | 芝草「冬」にオススメの資材

24節気で

11月7日は「立冬」

<初めて、冬の気配が現れてくる頃>で

「暦便覧」には「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」とあります。

スポーツターフにとっては「冬越し」の始まりです。

グリーン面、テイーグラウンドにおいての「冬越し」の課題

”霜害(乾燥害)”と ”擦り切れの抑制”

”来春の芽出しのための三相バランスの持続”

になると思います。

旧暦72候を見ると、

グリーン面における「冬越し」のテーマをを示唆する暦があります。

”固結化の始まり”

”表層乾燥の始まり”を示唆する暦があります。

まず、

11月12日「地始凍(ちはじめてこおる)」

(大地が固く凍り始める頃)

ここからは”表層土壌の固結(酸欠)”に注意したいです。

そして、

11月22日「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」

(大気中の水分がなくなり、虹を見かけなくなる頃)

ここからは”表層ターフの乾燥(冬のドライ)”に注意したいです。

最後に

12月7日「閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)」

(天地の気が塞がって冬となる)

ここから 一段と気温・地温は下がります。

”霜害”や”擦り切れ”に注意していきたいです。

「立冬の日が寒くないと、その冬は気候不順」

という、諺(ことわざ)があると、

先日、NHKラジオで気象予報士さんが言っていました。

今年の「立冬」

11月7日は関東では比較的暖かな一日でした。ので、

今年の冬は「西高東低の冬型の気圧配置」が崩れやすく、

太平洋側側でも 雨や曇の日が例年よりも多い冬になるそうです。

当たるか、どうかは、あくまでも予報なので 分かりませんが、

ただでさえ、日照時間が短い季節なので、

気候不順傾向ならば、

”日照不足、光合成不足”による

活性の鈍化には気をつけておきたいです。

そのためにも 12月上旬頃までに

晩秋施肥により貯蔵糖分をたっぷり蓄えて

冬を迎えたいものです

 

「冬越し」にオススメの資材をご案内します!

(1)固結・凍結抑制と

貯蔵糖分アップには「リストア・プラス(3-0-2)」です!

 寒冷期でも菌態活性を緩やかに活性向上し、

土壌の固結・凍結を緩和します。

残留を分解し、糖質に変換し、

貯蔵糖分として蓄えるので

ターフが乾燥・凍結しにくくなる資材です。

↑11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 (2)乾燥害・霜害の抑制

と気候不順対策には「ターフバイタル・プロ」です!

 主成分の「グルタミン酸」を吸収したターフは乾燥・凍結しにくいので

 グリーンのみならず、

 休眠前のコーライ芝(テイーグラウンド)にも おすすめです。

 また「グルタミン酸」は光合成の代わりに

 タンパク質合成するので

 日照時間が短い季節のターフをしっかりさせるには最高です。

(3)擦切れの抑制には

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です!

カルシウム4%、マグネシウム2%の黄金比で、

カルシウムを完全吸収します。

葉身細胞を強くし、擦り切れを抑制します。

(4)冬のドライの抑制と三相バランスの持続には

「ハイドロ・マックス」を 

他の資材に混合散布するのをオススメします!

 100%天然の浸透資材で、理想的な三相バランスを持続します。

 含有するフミン酸表層土壌の気相を保持し、

 ユッカシジゲラの湿潤成分

 ターフに必要な最低限の液相を持続する能力に優れます。

 冬のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

 

 以上です。

 よろしくお願いします!

 (^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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