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「山砂」床土の団粒化

2018-07-08 11:37:51 | 芝草「年間の肥培計画」に

コスト面から目土に 川砂でなく 山砂を使う

テイーの造成や拡幅工事に 山砂を使う

最近は

コースの予算も厳しいので

そうせざるを得ない現場も多いです。

そのような現場で

グリーン面が乾燥しやすかったり

テイーグラウンドの芽数が減ってしまう

という声を耳にする事があります。

「団粒構造」の反対語に

「単粒構造」があります。

「単粒」つまり1種類の粒構造。

ゴルフコースにおいては、

ピュアサンドのみでは 水持ちが悪い

粘土質のみでは 透水性が悪く撥水乾燥する 空相も少なく根張りが悪い

という問題が生じます。

ゴルフコースの地山にある

山砂を目土や客土として使用する場合

地層によっては

シルト質・粘土質を多く含む土もありうる事が厄介です。

造成や芝貼り直後は問題がなくても、

梅雨~夏のような降雨時期、高温時期には、

シルトな土壌は

透水性も悪く、土壌もうみやすく、

また

表層は撥水乾燥しやすく、

何度も芝を張り替える事になってしまいます。

↑ 地山から採取した客土のシルト成分により、芝付きを悪くなった例

なかなか客土を入れ替えるのは困難なので、

土壌を団粒化できる資材を

エアレーションと併用して土壌改良を行ったり、

暗渠排水工事で水はけを改善する

事は大切ですね。

土壌の団粒化には、

☆ グリーン面(刈高のコントロールが必要なターフ)には

「デ・サッチャー」+「ハイドロマックス」がオススメです!

☆ フェアウエイ、テイーグラウンド

(刈高のバラツキに許容範囲が許されるターフ)には

「バイオ8-0-9」がオススメです!

団粒化には「デ・サッチャー」

 「デ・サッチャー(15-0-0)」は 

 古茎根を分解する良性菌3種類を含有し、

 新茎根成長のための土壌三相バランスを確立する資材です。

 グリーンの透水性を大幅に改善し、

 しつこいドライ状態やリングの原因となる撥水層を改善できます。

エアレーション、更新作業と並行して施肥するとたいへん効果的です。

 上の写真は

 雨が降り出して、5分もするとグリーン面に水が浮いてしまうよう状況(写真左)で、

「デ・サッチャー」を第1週、第3週、第7週にわたり

 合計3回施肥した3ヶ月目の土壌(写真右)です。

 更新作業と資材を併行使用した結果、ブラックレイヤーが減少し、

土壌が団粒化し、

 長く新しい根が成長している事が観察できます。

 ◇

主成分は

 バチルス・ズブチリス(5~55℃で活動)、バチスルメガテリウム(3~45℃で活動)、

 バチルス・リヘニフォルミス(15~55℃で活動)のバチルス3種

 プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼの分解酵素3種類

 窒素 15.0%(*85%緩効果性メチレン尿素につき、徒長のリスクはほとんど見られません)

 Lアミノ酸 9.5%

等です。

 

 資材「デ・サッチャー」を表層全体に到達させ、

 三相(適切な気相と液相)を持続するには

「ハイドロ・マックス」です。

  「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

 さらに、

 気相を持続する フミン酸2%含有で、

 三相バランスを確保、持続する資材です。

 資材自体が良性菌のえさとなる

 100%有機の資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 「ユッカシジゲラ」とは

 

 主に北米大陸に自生する植物で、

 ステロイド・サポニン と ポリフェノールを豊富に含みます。

 北米の原住民インデイアンが 

 シャンプー、すり傷治療、皮膚炎治療等の

 薬用として活用していたといわれます。

  「ハイドロ・マックス」の主な効能は

 ・土壌三相(固体/液/気)バランスを理想的に持続します。

 ・土壌の乾燥・固結を修復します。ドライスポットを抑制します。

 ・エアレーション後の乾燥、切り口からの病害侵入から根茎を守ります。

 宜しく、お願いします!

(^^)

 

 

 

 

 

 


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