鎌倉市は2018年度中に、路上喫煙禁止区域内にある4か所の喫煙所の廃止・撤去を決めた。
4か所とは、「鎌倉駅西口広場・大船駅東口歩道橋下・大船駅東口ペデストリアンデッキ広場・
大船駅西口喫煙所」の喫煙所だ。
この4か所のうち、東口歩道橋下の喫煙所については、歩道橋を上り下りする方々が副流煙を
吸い込むことになることを、「竹田ゆかり市政通信19号」で取り上げたところである。
またペデストリアンデッキ広場の喫煙所については、2015年5月15日、ブログ上で、
「ベストポジションの喫煙所―気持ちよくタバコを吸える場所は今、素晴らしい景色と電車を
眺めたい子ども達が近づけない場所になっている。」と、問題性を指摘してきた経過がある。
4か所の喫煙所は、すべて開放型の喫煙所のため、4か所ともに市民から「煙がもれている」
との苦情が届いていた。
そして、19号でも紹介した通り、現地調査を環境保全課に依頼し、昨年12月25日に調査が
行われたわけである。
その後、環境保全課が対応策を検討した結果、「4か所の喫煙所を廃止して、開放型ではない
屋内型喫煙所を設置する」ことを決めたと報告があった。
今後市は、先進市（千代田区・港区）を参考にして、民有地屋内型喫煙所の設置（助成事業）
を研究・検討するとのことである。
副流煙被害に悩む市民の声がやっと聞き入れら、市を動かすことになった。
