竹田ゆかりのブログ

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教育問題や時事問題に関する思いなど 

「ヤングケアラー、そんなに大騒ぎすることない」と一般質問で発言。鎌倉市議会O議員

2021-06-18 20:20:06 | 日記
6月18日鎌倉市議会定例会一般質問で、
O議員による、ヤングケアラーに無理解な問題発言があった。

6月16日に「ヤングケアラー支援」について取り上げた
私の一般質問を聞いての感想だ。

以下、O議員の発言内容である。

「われわれが中学生ぐらいの時は、アルバイトをしていた。
今、横文字で『ヤングケアラー』なんて言っているが、
我々が小学生、中学生の頃は当たり前だった。貧乏だったし。
新聞配達、牛乳配達、アルバイトをする。家を助ける。
豊かになってきて、右肩下がりになってきて、
そういうこと言われているが。
先生もまたね、同僚議員がいろいろと質問されているのを聞いていると、
小さい頃あったなあ、そんなに大騒ぎすることない。
人間だからちゃんと向き合って話せばわかることだ。
時代が違うのかなあと思っている。」

政府によるヤングケアラーの実態調査が行われ、
厚労省・文科相の合同プロジェクトチームが立ち上げられ、
5月17日の報告書では、次のように述べられている。
「子どもらしい暮らしができずに、辛い思いをしているヤングケアラーにとって、
青春は一度きりである。報告書の施策を、スピード感を持って取り組む」

O議員とは、立憲民主党に所属する鎌倉市議会議員である。
立憲民主党の「ヤングケアラー」についての認識がこの程度なのかと不安になった。


コロナ禍の一般質問。時間短縮は必要か。

2021-06-04 00:41:00 | 日記
鎌倉市議会6月定例会における議員の一般質問は、議会運営委員会の協議により、
「ひとり1時間を目途とする」ことになった。

鎌倉市議会における一般質問で保障されている時間は、質問と答弁時間を合わせて、2時間である。
他市に比べて、時間が十分に保障されているのは、
質問の主旨や論点を市民の方々により理解していただくために、
また一問一答の質疑を通して、問題点を掘り下げ、担当原局や市長に適切な対応を求めていくためだ。

しかしコロナ感染拡大防止、職員の負担軽減…として、
昨年6月議会から、一般質問の時間を短縮することになった。

6月定例会…一会派あたり1時間。無所属議員は30分。
9月定例会…1時間に一回換気のための休憩を入れ、それに合わせて配慮をする。
12月定例会…1時間以内
今年
2月定例会…1時間以内 会派代表質問は制限なし
とした。

そして今年度6月定例会においての一般質問時間をどうするか、議運で話し合われた。
以下、それぞれの委員(会派)の意見

●岡田(アップデート) 改選して初めての一般質問でもあり2時間に戻すべき
●高野(共産)期が変わったこともあり、今までのルール通り2時間にすべき
ルールの尊重を。
●竹田(かわせみ)これまで、感染拡大防止のために、議会として、取り得るすべての手段をとってきた。
(朝の検温・入室時のアルコール消毒・マスク着用・水差しの撤去・1時間に一度10分間、
サーキュレーターを使用しての換気・議席は一席おき、質問者が変わるたびにマイク・机の消毒など)
行政の仕事は日々進行し、解決されるべきことも多々ある。機を逃さず質問をする必要がある。
質問を先送りにできない内容もある。今まで通り2時間を確保するべき。
1時間の休憩・換気で、質問者が変わることで感染防止になるわけではない。
●保坂(ネット)1時間に一度の喚起をすることで、2時間確保。1時間で打ち切りとするべきではない。
●志田(自民)民間ではテレワークが求められている。効率的な運営が求められている。1時間以内で、効率的な運営を。
●納所(公明)1時間休憩で換気をしてきた。配慮と言っても2時間やる人が出てくる。1時間をめどとするべき
●中里(ゆめみらい)コロナ対応が現実に即しているのか。時間をコンパクトに。
●出田(ビジョン)コロナで2時間を1時間にしてきた。2時間に戻すのは…。実務時間を短く。

市民の方々に託された様々な課題解決をする。そのために、1年に4回与えられた一般質問。
それが議員の最たる仕事である。
選挙を終え、質問したいことを沢山抱えての当選ではなかろうか。

議会運営委員会はインターネット中継がされていない。
市民の皆様が聞いていらしても、同じような発言をするのだろうか…と思えてならない。