鎌倉ごみ有料化のなぞ。
昨日、6月定例会が終わりました。
陳情5本採択、議案23本中22議案可決、1議案が否決された。
私の態度表明と異なる結果となったものが2本です。
その一つが、
「鎌倉市廃棄物の減量化、資源化および処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
です。要するに、ごみ処理有料化です。
賛成13 反対11 退席1という結果でした。
2票差で有料化が決まり、市民の皆様から新たにご負担いただくことになりました。
市民を二分するほどのごみ処理有料化議案。
反対派は4人反対討論に立ち、可決した賛成派13人からは誰も賛成討論に立っていませんでした。
これは予想外でした。
なぜ、賛成討論に誰もお立ちにならなかったのか。
反対派の意見に抗するだけの材料がなかったということなのか。
ただ、市長の提案を受け入れただけ…ということなのか。
数だけあればいいということなのか。
市民の皆様は、賛成派の討論を聞きたかったことだろうと思います。
ごみ処理有料化賛成者(敬称略)13人…高橋・小野田・永田・日向・河村・渡辺・前川・山田・池田・岡田・長嶋・千・
久坂 (会派名…鎌夢会・みんなの党・鎌倉みらい・草莽・無会派)
ごみ処理有料化反対者(敬称略)11人…納所・大石・西岡・赤松・吉岡・三宅・保坂・中沢・上畠・竹田・松中
(会派名…共産・公明・ネット・無会派)
退席者(敬称略)1人……渡邊 (会派…草莽)
それぞれ、皆さん賛成、反対の理由がおありだろうと思いますので、どうぞ、各議員のブログ等でご確認ください。
私が有料化に反対した理由は、
長年、市民に多大なご協力を頂いてきた(過去リサイクル率全国1位にもなり、現在一人あたりの燃やすごみの重量が県内で一番少量になった)にもかかわらず、今泉クリーンステーションを止めなければならないから(こうなったのは、2011年、突然バイオマスエネルギー回収施設建設計画を中止した結果)、もっと減らせと、有料化によって市民を追い詰めることは、道義に反すると思うからです。
学校現場で働いていたころ、ごみの分別が始まり、忙しい朝の家事が増えた…と思ったものです。
しかし、ごみを減らすためなら、環境のためならと多くの市民の方々は協力して下さった。
学校現場では、習字の紙の分類が二転三転し、小学一年生から牛乳パックを開いて洗って乾燥させ、収納し。
それは環境教育の一環として行うことではありましたが、学校現場の協力も自分で言うのもなんですが、大きかったと思います。
ごみ処理計画の破たんの結果、「お金を取る」という形で市民を追い詰めること。
今までの市民の長年のご努力・ご協力・ご理解の果てにすることでしょうか。
道義的に見て、私は賛成に手を挙げることができません。
昨日、6月定例会が終わりました。
陳情5本採択、議案23本中22議案可決、1議案が否決された。
私の態度表明と異なる結果となったものが2本です。
その一つが、
「鎌倉市廃棄物の減量化、資源化および処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
です。要するに、ごみ処理有料化です。
賛成13 反対11 退席1という結果でした。
2票差で有料化が決まり、市民の皆様から新たにご負担いただくことになりました。
市民を二分するほどのごみ処理有料化議案。
反対派は4人反対討論に立ち、可決した賛成派13人からは誰も賛成討論に立っていませんでした。
これは予想外でした。
なぜ、賛成討論に誰もお立ちにならなかったのか。
反対派の意見に抗するだけの材料がなかったということなのか。
ただ、市長の提案を受け入れただけ…ということなのか。
数だけあればいいということなのか。
市民の皆様は、賛成派の討論を聞きたかったことだろうと思います。
ごみ処理有料化賛成者(敬称略)13人…高橋・小野田・永田・日向・河村・渡辺・前川・山田・池田・岡田・長嶋・千・
久坂 (会派名…鎌夢会・みんなの党・鎌倉みらい・草莽・無会派)
ごみ処理有料化反対者(敬称略)11人…納所・大石・西岡・赤松・吉岡・三宅・保坂・中沢・上畠・竹田・松中
(会派名…共産・公明・ネット・無会派)
退席者(敬称略)1人……渡邊 (会派…草莽)
それぞれ、皆さん賛成、反対の理由がおありだろうと思いますので、どうぞ、各議員のブログ等でご確認ください。
私が有料化に反対した理由は、
長年、市民に多大なご協力を頂いてきた(過去リサイクル率全国1位にもなり、現在一人あたりの燃やすごみの重量が県内で一番少量になった)にもかかわらず、今泉クリーンステーションを止めなければならないから(こうなったのは、2011年、突然バイオマスエネルギー回収施設建設計画を中止した結果)、もっと減らせと、有料化によって市民を追い詰めることは、道義に反すると思うからです。
学校現場で働いていたころ、ごみの分別が始まり、忙しい朝の家事が増えた…と思ったものです。
しかし、ごみを減らすためなら、環境のためならと多くの市民の方々は協力して下さった。
学校現場では、習字の紙の分類が二転三転し、小学一年生から牛乳パックを開いて洗って乾燥させ、収納し。
それは環境教育の一環として行うことではありましたが、学校現場の協力も自分で言うのもなんですが、大きかったと思います。
ごみ処理計画の破たんの結果、「お金を取る」という形で市民を追い詰めること。
今までの市民の長年のご努力・ご協力・ご理解の果てにすることでしょうか。
道義的に見て、私は賛成に手を挙げることができません。