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副流煙を浴びる階段

2017-12-26 09:43:39 | 日記
副流煙を浴びる階段

鎌倉市大船駅近くには喫煙所が3か所ある。
その中の一か所について、2015年5月15日のブログで「ベストポジションの喫煙所」と題して紹介した。
ベストポジションというのは、喫煙者にとってであり、「素晴らしい景色と電車を眺めたい子ども達にとっては
残念ながら近づけない場所になっている…。」と紹介した。

ところが、残りの2か所のうち、大船駅東口近くの喫煙所について、
昨年あたりからご批判の声がたくさん届くようになった。

この喫煙所は、大船駅ルミネ側のペデストリアンデッキから反対側の歩道に降りる階段下にある。

早速現地に行ってみると苦情内容のとおり階段の踊り場を過ぎたころから、
たばこの煙の臭いがし始め、立ち上る煙が見えてくる。
これでは階段を下りる通行人は、副流煙をもろに吸い込むことになる。

そこで「煙の流れの調査」を市の環境保全課に依頼したところ、やっと昨日12月25日10時から現地調査の運びとなった。

この日の風は「北東の風1m~2m」にもかかわらず、ビル風のせいか南風であり喫煙所から立ち上る煙が、
調査した一時間の間中、階段の隙間を上って通行人にあたっていた。

現地調査を終えて、「環境保全課としては、改善策についてはコスト面も含め検討したい。
しかし、やるからには効果的な方法を検討したい」との言葉を聞くことができた。

副流煙には、主流煙に比べてニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素が4.7倍も含まれている。
自分の意思とは関係なく吸い込んでしまう「受動喫煙」は、様々な病気のリスクが高まることが今社会問題になっている。

早急な対応をお願いしたい。