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鎌倉市の公文書を、西暦・元号の併記に!

2016-12-29 05:27:39 | 日記
鎌倉市の公文書を、西暦・元号の併記に

鎌倉市議会12月定例会が27日に閉会しました。
今期あと1回の定例会(2月議会)を残すのみとなりました。
そんなわけで、悔いを残すことのないよう、12月議会も目いっぱい(1時間55分)質問させていただきました。
以下4項目について質問しました。

①教育環境条件整備について
②図書館の運営体制について
③公文書作成規程について
④社会福祉協議会の今後のあり方について

③についての概要

現在鎌倉市では、市民が各種申請書等に日時や生年月日を記載する場合、
元号で書くよう様式が決められています。
それは、「鎌倉市公文書作成規程」で、日時は元号で記載するように決められているからです。

しかし、どうでしょうか。
市民の中には、「元号の方が分かり易い方」もいらっしゃれば、
「西暦の方が分かり易い方」もいらっしゃいます。
新聞各社はどの新聞も併記されています。「広報かまくら」も併記です。

現在神奈川県内では、市民の分かり易さを第一に考えて、
公文書を、西暦と元号を併記する取り組みが進められています。

ちなみに、県内で西暦と元号を併記しているのは4市です。
藤沢市と逗子市は西暦が先、元号が後。
横浜と平塚は元号が先、西暦が後。

鎌倉市民憲章には、「世界の国々との友好に努める…」
「鎌倉が世界の鎌倉であることを誇りとし…」と謳われています。
鎌倉市が、世界に開かれた姿勢を真に持つならば、西暦と元号を併記するよう
「公文書作成規程」の見直しを進めるべきと考えます。

(市長答弁)近年、外国人在住者・外国人観光客が増えている。分かり易い表記を今後検討していく。

外国人への配慮はもっともなことですが、
私は、外国人にも分かり易いように…と言っているわけではありません。
市長の言う「外国人が増えているから…」との理由で併記を検討するということは
「日本人だけなら元号」ということにもなりかねません。
日本人であろうと、市民にとっての分かり易さと世界的な視野、姿勢を持つことの大切さを訴えたのですがね。

●その他、見直しを必要とする表記がありましたら、竹田までご連絡ください。
今後の検討内容に加えさせて頂きます。→yukari.ain@gmail.comまで