「核兵器禁止条約」とこれからの日本
原水禁県内平和行進が、7月24日から27日まで行われた。
鎌倉コースは、7月26日、鎌倉市役所前から逗子池子(東昌寺前)まで、75名の参加により行われた。
今年は、被ばく72周年であり、原水禁運動が始まって52年になるが、
今だに、核兵器は世界に数多く存在し、こともあろうに、核保有国は核兵器の近代化を推し進めている。
「核兵器廃絶」とは真逆な方向を向いている。
しかし、今年は「核兵器廃絶」に向けた新たな歴史が刻まれた年と言える。
7月7日、国連会議で、核兵器を法的に禁止する「核兵器禁止条約」が122か国の賛成で採択されたのだ。(日本は交渉会議に不参加)
そして、条約の1条(禁止事項)に、「核兵器の使用」だけではなく「使用の威嚇」が明記されたのだ。
これは、「核兵器を使うぞ」と威嚇することを禁止するということである。
つまり、「核抑止論」が否定されたということだ。
日本は、「核の傘」に依存する姿勢を取っている、その考えが、根本から否定されたことになる。
これからは、戦争による唯一の被爆国日本こそが、胸を張って、核兵器の非人道性について、
世界に訴えていく役割を果たしていくべきではないか。
122ヶ国の決意に応えて。
松尾市長からの挨拶文
原水禁県内平和行進が、7月24日から27日まで行われた。
鎌倉コースは、7月26日、鎌倉市役所前から逗子池子(東昌寺前)まで、75名の参加により行われた。
今年は、被ばく72周年であり、原水禁運動が始まって52年になるが、
今だに、核兵器は世界に数多く存在し、こともあろうに、核保有国は核兵器の近代化を推し進めている。
「核兵器廃絶」とは真逆な方向を向いている。
しかし、今年は「核兵器廃絶」に向けた新たな歴史が刻まれた年と言える。
7月7日、国連会議で、核兵器を法的に禁止する「核兵器禁止条約」が122か国の賛成で採択されたのだ。(日本は交渉会議に不参加)
そして、条約の1条(禁止事項)に、「核兵器の使用」だけではなく「使用の威嚇」が明記されたのだ。
これは、「核兵器を使うぞ」と威嚇することを禁止するということである。
つまり、「核抑止論」が否定されたということだ。
日本は、「核の傘」に依存する姿勢を取っている、その考えが、根本から否定されたことになる。
これからは、戦争による唯一の被爆国日本こそが、胸を張って、核兵器の非人道性について、
世界に訴えていく役割を果たしていくべきではないか。
122ヶ国の決意に応えて。
松尾市長からの挨拶文