竹田ゆかりのブログ

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「安倍晋三元首相の『国葬』実施の撤回を求める意見書」を可決

2022-09-12 21:17:29 | 日記
本日、鎌倉市議会で「安倍晋三元首相の『国葬』実施の撤回を求める意見書」を可決することができた。
以下敬称略
賛成議員12人→共産3・ネット2・かわせみ2・アップデート2・長嶋・千・くり林
反対議員5人→公明3・自民2
退席議員8人→夢みらい3・ビジョン4・松中

ことの始まりは、8月上旬ごろに、市民団体「鎌倉平和学習会」から「『国葬』実施反対の陳情を上げたい…」
との相談を受けたことだ。
しかし、陳情を上げる場合「議会運営委員会での取り扱い審議で、取り上げられないことも考えられる」ことと、
「常任委員会に付託されることになったとしても、最終本会議10月5日では、9月27日「国葬」実施日に間に合わ
ない」ことを伝えた。
とれる策としては、議長あてに、「国葬中止を求める意見書を採択するよう求める要望書」を提出してはどうか、
と提案した。その結果、8月26日、16の市民団体から要望書が提出された。
それを受ける形で、意見書の作成にとりかかったが、
賛成議員の間では、「否決が見込まれたら、意見書を上げることはできない」との意見が出された。
確かに、否決されたら、鎌倉市議会として「国葬実施に賛成」という結論を出したことになる。

なんとしても可決に持ち込めるよう、9月1日から、保坂議員とともに、会派への説明廻りを粘り強く実施し、
その結果、9月8日時点で可決が見込まれたことから、意見書提出議案を、議会事務局に提出した。

これまで、いくつかの意見書を取りまとめてきたことがあるが、採決当日朝まで、態度表明が決まらない議員
がいたのは初めて。「趣旨理解だが、立場上…」という声もあり、今回の意見書提出は、議員一人一人に
「国葬」実施の判断を迫られることになったと言える。

ともあれ、鎌倉市民の皆様、市民団体の皆様の強い思いに背中を押されて、意見書可決にたどり着けた
ことは間違いないと言える。

以下、本日可決した意見書   訂正→最後の日付は、9月12日