吉屋信子記念館 床修復なる。
昨年10月3日、残暑のまだ残るこの日、初めて吉屋信子記念館を訪問した。この日は、年に何度か催される一般公開日だった。
離れた駐車場から歩いてやっとたどり着いた私を迎えてくれたのは、玄関までの静寂なアプローチだった。すでに別世界に入ったかのような佇まいだ。建物の中に入ると、広々とした居間がある。洋風でありながら何とも落ち着きのある空間だ。汗を拭きながらソファーに腰を下ろし、ふと外に目をやると、自然そのままの、しかし手入れされた庭が見える。しばらくすると、網戸を通してわずかながらの風が入ってきていることに気が付く。実に豊かな時間だ。
テーブルの来館者ノートには、私と同じ感想が随所に見られた。「埼玉から来ました。やっと今日空いていました」「建築の勉強をしています…。やっと見ることができました」公開日を増やしてほしい声が続く。
2月23日。教育子どもみらい常任委員会で、来年度予算の予備審査が行われた。その中で、吉屋信子記念館修繕費(389,000円)について質問した。
訪問した折に気になった、床の沈み込む部分の修復が必要なのではないか…と。
答弁では「利用者のニーズを把握しながら優先順位をつけながら対応している」とのこと。
現在鎌倉市には、修繕すべき時期を逸したため(?)、老朽化が激しく、解体計画が進められている公有財産(旧図書館など)がある。
確かに、毎年シーリングがかけられる中で、修繕に充てる予算が不足していることは分かるが、修繕を怠った結果、取り返しのつかないことになっては元も子もない。
先日、担当課の方から「床の修繕が終わりました」とのご報告を頂いた。
直ぐに対応して下さった担当課の誠実な取り組みで、市民の公有財産が守られた…と言ったら言い過ぎだろうか。
昨年10月3日、残暑のまだ残るこの日、初めて吉屋信子記念館を訪問した。この日は、年に何度か催される一般公開日だった。
離れた駐車場から歩いてやっとたどり着いた私を迎えてくれたのは、玄関までの静寂なアプローチだった。すでに別世界に入ったかのような佇まいだ。建物の中に入ると、広々とした居間がある。洋風でありながら何とも落ち着きのある空間だ。汗を拭きながらソファーに腰を下ろし、ふと外に目をやると、自然そのままの、しかし手入れされた庭が見える。しばらくすると、網戸を通してわずかながらの風が入ってきていることに気が付く。実に豊かな時間だ。
テーブルの来館者ノートには、私と同じ感想が随所に見られた。「埼玉から来ました。やっと今日空いていました」「建築の勉強をしています…。やっと見ることができました」公開日を増やしてほしい声が続く。
2月23日。教育子どもみらい常任委員会で、来年度予算の予備審査が行われた。その中で、吉屋信子記念館修繕費(389,000円)について質問した。
訪問した折に気になった、床の沈み込む部分の修復が必要なのではないか…と。
答弁では「利用者のニーズを把握しながら優先順位をつけながら対応している」とのこと。
現在鎌倉市には、修繕すべき時期を逸したため(?)、老朽化が激しく、解体計画が進められている公有財産(旧図書館など)がある。
確かに、毎年シーリングがかけられる中で、修繕に充てる予算が不足していることは分かるが、修繕を怠った結果、取り返しのつかないことになっては元も子もない。
先日、担当課の方から「床の修繕が終わりました」とのご報告を頂いた。
直ぐに対応して下さった担当課の誠実な取り組みで、市民の公有財産が守られた…と言ったら言い過ぎだろうか。