旧富士川町の、とある崖地に建つお宅からのご依頼です。
現場を見て驚きました。
裏庭の2メートルほどある石積みが崩壊し、庭一面及びお隣のお宅にも土砂が流れ込んできていました。
現場現況として、この崩壊した石積みの上段に6メートル程のコンクリート擁壁が立ち上がっており、その上に2メートル程の石積み、そして1.5メートル程のブロック積みと非常に高い壁が造られています。
そして、そのコンクリート擁壁にはいくつものひび割れが発生しており、ひどい所では手のひらが入ってしまうほどの幅の亀裂も見当たります。
この崩壊の原因は詳しくはわかっていませんが、石積みの老朽化、施工不良若しくは上段の亀裂に伴なう土厚荷重による可能性も考えられます。
しかしながら、亀裂の入った擁壁は上段のお宅に附属した建築物であり、その擁壁の上に建物を建ててあることから撤去、新設は困難なため、お施主様とのご協議の結果、
・崩壊した石積みを復旧し、コンクリート擁壁による補強
・新設擁壁と隣地擁壁取り合いの土間を一体とし隣地擁壁の補強
以上を目的とした工法で施工を進めることとなりました。
写真は土砂を取り除いた状況です。
このあたり一帯はすべて崖地になっているため危険な箇所が多く見られます。
先日、富士川町と富士市が合併しましたが、富士市となった今、このような地帯での対応を市はどう捉えているのかが気になりますね。
現場を見て驚きました。
裏庭の2メートルほどある石積みが崩壊し、庭一面及びお隣のお宅にも土砂が流れ込んできていました。
現場現況として、この崩壊した石積みの上段に6メートル程のコンクリート擁壁が立ち上がっており、その上に2メートル程の石積み、そして1.5メートル程のブロック積みと非常に高い壁が造られています。
そして、そのコンクリート擁壁にはいくつものひび割れが発生しており、ひどい所では手のひらが入ってしまうほどの幅の亀裂も見当たります。
この崩壊の原因は詳しくはわかっていませんが、石積みの老朽化、施工不良若しくは上段の亀裂に伴なう土厚荷重による可能性も考えられます。
しかしながら、亀裂の入った擁壁は上段のお宅に附属した建築物であり、その擁壁の上に建物を建ててあることから撤去、新設は困難なため、お施主様とのご協議の結果、
・崩壊した石積みを復旧し、コンクリート擁壁による補強
・新設擁壁と隣地擁壁取り合いの土間を一体とし隣地擁壁の補強
以上を目的とした工法で施工を進めることとなりました。
写真は土砂を取り除いた状況です。
このあたり一帯はすべて崖地になっているため危険な箇所が多く見られます。
先日、富士川町と富士市が合併しましたが、富士市となった今、このような地帯での対応を市はどう捉えているのかが気になりますね。