お世話になっております。
無事に先日、富士宮市田中町の新築物件のお引渡しを迎えることができました。
とにかく大きな物件で、また工期が少ない中、各職人さん、スタッフが奮闘した現場です。
事業名、「テイクハウス設計室の新築住宅ゼロ・エネルギー化推進事業」
として昨年の3月に、一般社団法人 環境共生住宅推進協議会(kkj)の補助金を
利用してのプロジェクト。
交付申請したのは、2年前の7月頃のこと。
補助限度額 国費165万円と大きな補助金だけに、
申請した事業者数、2,100社。
3,549戸の物件に対して、採択事業物件、1,400戸。
申請期間が1ヶ月程度とかなり短い中、よくここまで応募数があるものだと
驚いたものです。
とにかく提出する資料はとんでもない枚数。
1事業者あたり3戸まで応募できましたので、3戸分の資料となるとかなりのもの。
お盆休み中に、結果がでました。
採択された物件は1戸でしたが、1戸でも確保できたことに満足。
採択後も、申請書類に時間を費やしました。
そしていよいよ、工事も完了し、実績報告に入ろうと考えていた矢先のこと。
kkjより1本のメールが入りました。
なんと、監査が入るとのこと。
弊社が加入している団体に確認しましたが、今まで経験したことがないとのこと。
検査前日まで、kkjの審査員さんとの事前協議が続きました。
当日は、東京より新幹線で検査官さんが来られました。
断熱材、給湯設備、台所・シャワー水栓、換気設備、
空調設備、証明設備、太陽光発電設備
とすべての部位をチェックしていきます。
交付申請通りのものが設置されていることを確認していきます。
正直、省エネ計画が苦手であった、わたしですが
国の指定する検査官によって、ひとつずつ認められていくことが非常に嬉しく感じました。
ひと通り検査が終わったところで、検査官さんに聞いてみました。
どうやら、監査に入るのは全国で5%満たないとのこと。
3,549戸のうち、採択されるのが1,400戸。
その中での5%って、めったに経験できない、監査が入ったことになりますね。
テイクハウス設計室のゼロエネ住宅が認められた、そんな物件です。