テイクハウスのスマイルフェイス

家族を笑顔にすることが、テイクハウスの楽しみです。そんなテイクハウス設計室での日々のできごとを綴っていきます。

工場見学にいってきました!その1

2016年09月30日 | yamada
いつもお世話になっております。

ここのところ、またすっきりしない天気が続いていますね。

運動会などのイベントの主催者さんたちにとっては、

とても悩ましいこの頃の空模様です…



さて、そんな中、私は、昨日・一昨日の二日間で、

クリナップ様主催の『わいわい工場見学』に参加してきました。

場所は、福島県いわき市。

いわき市には、クリナップの工場の8割があり、

そのうちの4つの工場に訪問いたしました。



工場内は撮影は不可・・・ということで撮れた写真はこちら。



クリナップの歴史・商品の変遷がわかるお部屋の一枚です。



始まりは、高級座卓の製造・販売だったそうです。

時代の流れとともに、いろいろなチャレンジを経て、

今では、システムキッチン・システムバスルーム・洗面化粧台等

水回りのメーカーとして大きく成長していった様子がわかりました。



この工場見学での、個人的な感想を、以下に述べたいと思います。



まず、機械化8割・手作り2割という考え方について。

創業者が職人だったこともあり、モノづくり精神を継承していくため

時代は生産工程の自動化が進んでいるけど、人の手による部分は、

無くしてはいけないと考えているそうです。

モノづくりへのこだわりについて、お話される方それぞれが、

その考えに誇りを持っていて、とても清々しく感じました。

新しい技術開発に対する取り組みからみても、

チャレンジ精神のあるメーカーさんだなぁと感じました。



あと、製品在庫を持たない受注生産型の製造販売方式について。

例えば、キッチンのキャビネットのひとつのユニットとってみても、

作る側にとっては、ある程度同じものを続けて作ったほうが、

ずっと楽だと思うんですけど…。

その材料や組み立てたユニットを使うときまで保管しておく場所(倉庫)や、

それを管理する人(人件費)が必要になってしまいます。

そういう経費を省くことで価格をおさえる、という努力をしているそうです。

工場の生産ラインでは、まるでレストランのオーダーのように、

ひとつひとつ異なる間口や異なる仕様のキャビネットが、

発注順に流れてくるので、間違えたりしないのかなぁ、と

勝手に心配になってしましました。

でも、生産管理部門など、システムがしっかり組まれているので、

その点は安心のようです。



不必要な経費を削減する分、素材や品質にこだわるというところが、

お客さん目線を大事にしていて、とても好意的に思えました。






弊社すぐそばの新築物件です。

2016年09月08日 | takekawa
お世話になっております。

今日は本当に良く雨が降りました。

そのため、今日は溜まっていた事務仕事に集中できました。



さて、今日の現場紹介はこちら。




富士宮市野中にて、現在着工中の新築物件。

敷地までの道路は、車一台がぎりぎりの袋小路。




50坪の敷地に、建ぺい率限度目一杯の25坪平屋を計画しました。




何度も何度も図面を描き直し、描き直しては現地に行って地縄(位置だし)を出して確認していきました。




お客様とご家族、そしてわたしたちも納得のいった計画プランがついに完成。




地鎮祭後、基礎工事へと入りました。

地盤調査の結果、地盤改良工事が必要と判明。




道路が狭いため、地盤調査考察者と協議により、大型重機を必要としない工法を選択。




いよいよ上棟に向かって工事は進んでいきます。

こちらはまた後日ご紹介していきます。




一日雨が強く降りましたので、先ほど現場の様子を確認してきました。

そこで、とても嬉しいことがありました。



この写真には玄関の床に板が張られています。

通常ですと、コンクリートを打設して仕上げます。

しかし、ここ最近の雨でコンクリートを打つことができませんでした。


すると棟梁、現場で働く職人さんに、現場を楽しみに見に来られるお客さんのために、板で仮のステージを造ってくれてありました。

お願いをしたわけではありません。

たった数日の不便を解消するために。


また現場には、中も外もゴミひとつ落ちていませんでした。

材料はすべて整頓されています。




仮設の棚を造り、作業スペースを確保し、職人皆が気持ち良く作業をすることができます。


言い方は悪いですが、現場は片付けても片付けなくても、儲けは一緒かもしれません。

片付けない分、儲かるのかもしれません。


でもテイクハウス設計室は、このような職人さんをこれからも大事にしていきたいと考えています。



棟梁、本当にありがとうございます。

久しぶりに嬉しい気持ちになりました。





























過剰な断熱にしないこと

2016年09月03日 | takekawa
お世話になっております。

今日は良い天気ですが、明日から雨模様とのこと。


さあ、各現場の紹介です。

こちらは富士宮市羽鮒の新築現場。




太陽光発電設備が設置される、屋根も完成。




室内では、建物の断熱・気密化を確保していきます。




テイクハウス設計室では、吹付け断熱は現在使用していません。




吹付け断熱が悪いわけではありません。




断熱材は、材料よりも断面欠損(施工精度)が問われます。

言い方は悪いですが性能値の高い断熱材を使用しても、施工精度が悪ければ、

性能値の低い断熱材で施工精度が高い方がよっぽどまし。


もちろん今回の建物は国土交通省が認可したゼロエネ住宅です。

ゼロエネ住宅のなかでも165万円を補助してくれる、国が推奨するモデルハウス。




しっかりとした施工精度が確保されることで、わざわざ高価な材料を使用しなくても良いのです。

必要な場所に必要なものを、数値等により算出し、過剰な断熱を減らすことがお客様の負担を減らすことにつながります。




建物の気密性を高めることにより、



建物内の空気の流れを造ることができ、健康住宅と呼ばれる建物へと導くことが可能となります。


ゼロエネルギー住宅にご興味のある方、遠慮なくご連絡いただければと思います。

今でしたら、すべての断熱状況も見れるのでは。














台風が続いております

2016年09月01日 | takekawa
お世話になっております。

しばらくぶりのブログ更新です。

連日テレビでは、台風被害の情報が流れております。


今日は9月1日、防災の日です。

午後から、富士宮市建築指導課主催の訓練へ参加してきました。




「被災建築物応急危険度判定訓練」と呼ばれるもので、

応急危険度判定士と呼ばれる建築士が集まって訓練を行います。




被災地において地元市町村の要請により、被災した建物に引き続き居住できるかどうか、

二次災害の防止のため、建物の安全性を判定するための訓練です。

このような判定をしないに越したことはないと思いながら、訓練に参加してきました。


さて、各現場は順調に進んでおります。

こちらは8月からスタートし、間もなくOPENするお店。




わたしがいつもお世話になっているK様からご依頼の管理物件です。



中央、鉄骨階段もほぼ完成。




床は全面600角タイル貼り。

タイル工事は弊社工事部が担当。

お盆は休日返上して、実はわたしもタイルを貼っておりました。


そしてこちらは、先日からスタートしました富士市のS病院様グループホーム改修工事。




3階建て3LDKマンションすべてを改修し、グループホームへと変更します。



部屋数が多く、たまに悩んでしまうこともありました。


しかし今では部屋番号言われるだけで、どこの部屋がどんな状態か、すぐに出てくるところがプチ自慢。




クロス屋さんに、


大工さん。




11月開所に向けて、職人さん奮闘中です。