風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

神々の息づく里『高千穂』です

2011年01月12日 | 旅行
そして二日目は、宮崎に来たら外せません。
スピリチュアルスポットとして知られる『天孫降臨』の地・高千穂です。
宮崎市内から思ったより遠いのね
これね、ほぼ大分県の県境です。

では、ドライブ中の時間、天の岩戸のお話を簡単におさらいしてみましょうよ。



神代のころ、天照大神(あまてらすおおみかみ)という神様がおりました。
その弟の素戔鳴尊(スサノオノミコト)という神は、悪事ばかりをはたらいては天照大神を困らせていました。
ある日、素戔鳴尊は布を織る母屋に、皮をはいだ馬を投げ入れ、中にいた織子は驚きのあまり針で自分の胸を刺して死んでしまいました。
これを聞いた天照大神は怒った、怒った天岩戸に閉じこもったまま出てこなくなったのです。

さあ大変です。それから天も地も真っ暗になり、多くの災害が起こりだしました。
神々は天安河原(あまのやすがわら)サミットを開催し、どうしたら天照大神を天岩戸から出すことが出来るのか討議をしたのです。

そして、可決された案が岩戸で神々の前で天宇津女命(あめのうずめのみこと)に裸踊りをさせることだったのです。
神々たちの下品な笑いが?おかしく思った天照大神は少し戸を開けてみると、
戸の側に隠れていた手力男命(たぢからおのみこと)が戸を開けて天照大神を岩戸の外へ引きずり出しました。

こうして天地に太陽が戻ってきたとさ。めでたし、めでたし

神々の頂上会議ですから、さぞかし素晴らしいアイデァと思いきやストリップだったのね。

でも素戔鳴尊(スサノオノミコト)という神は、その後出雲の国で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のお話でヒーローになります。

そうこうお話ししているうちに無事高千穂に到着しました。
まずは、腹ごしらえに、

高千穂牛レストラン 『和』

高千穂がまだせ市場の中にあります。



うん、美味しい。ここまで来た甲斐がありました。

のんびりし過ぎたせいか、お店を出たら外は雨。
雲が山々の裾まで降りてきていました。

高千穂峽



ガイドブックで見た通りのアングルです。


山深い里の神秘的な風に吹かれパワーを授かりました。

コメント (3)
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