草書による四体千字文の臨書、最近の作品の紹介です。
楷書や行書でも感じたことですが、単純な字の方がかえってバランスが取りづらく難しく感じます。
今回もそういった字が多くかなり苦戦しました。
4文字単位で練習していることもあって、16文字全体のバランスを取るのはさらに難しくなります。
そこで、行書でも一度やったことですが、最後の4文字の練習が終わった後に16文字通しで書いてみました。
作品1は従来通り4文字毎に練習した結果から選抜したもの、作品2は16文字通しで書いたものです。
(手本)
(作品1)
(作品2)
【意味】
罔談彼短(ぼうだんひたん)かれのたんをかたることなく:人の短所を知っても、みだりに口外することなく
靡恃己長(びじこちょう)おのれのちょうをたのむなかれ:自分の長所をほこらぬように
信使可覆(しんしかふく)まことはくつがえすべからしめ:約束ごとは必ず守り
器欲難量(きよくなんりょう)うつわははかりがたきをほっす:自分の器量は人に見透かされず、奥ゆかしければ畏敬される
楷書や行書でも感じたことですが、単純な字の方がかえってバランスが取りづらく難しく感じます。
今回もそういった字が多くかなり苦戦しました。
4文字単位で練習していることもあって、16文字全体のバランスを取るのはさらに難しくなります。
そこで、行書でも一度やったことですが、最後の4文字の練習が終わった後に16文字通しで書いてみました。
作品1は従来通り4文字毎に練習した結果から選抜したもの、作品2は16文字通しで書いたものです。
(手本)
罔談彼短(ぼうだんひたん)かれのたんをかたることなく:人の短所を知っても、みだりに口外することなく
靡恃己長(びじこちょう)おのれのちょうをたのむなかれ:自分の長所をほこらぬように
信使可覆(しんしかふく)まことはくつがえすべからしめ:約束ごとは必ず守り
器欲難量(きよくなんりょう)うつわははかりがたきをほっす:自分の器量は人に見透かされず、奥ゆかしければ畏敬される