(ポーラ美術館ポストカードより転載)
今年のポーラ美術館の作品紹介は、昨年1月の企画展(「自然と都市」)で入手したポストカードセット(12枚)
からご紹介しています。
8月はモーリス・ユトリロの「ラ・ベル・ガブリエル」という作品です。
パリ・モンマルトルの街を描き続けたユトリロですが、作品名は解説によると絵の右側に描かれた居酒屋の名前というとです。
ユトリロといえば、「白」ですが、この作品もその代表作ということです。
2,3年前だったと思いますが、新宿の損保ジャパンの美術館でユトリロと母親のヴァラドンの親子展があってその時ユトリロの作品沢山観ています。(過去記事)ユトリロにとって母親は絵の先生という存在であったということはなさそうですが、普通の母親以上の深い心の繋がりがあったようです。
ユトリロの白いモンマルトル、強く惹きつけられるというより、観ていて何となく安心感のようなものを感じます。その点お母さんの作品は何やら惹きつけられるものを感じて気に入り、今玄関にはその時買ったポスター画を飾っています。
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