hiroべの気まま部屋

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仏教思想:空海(補足4:曼荼羅とは-その3(完))

2018-07-07 08:00:27 | 仏教思想
 「曼荼羅とは」の続きです。「四種曼荼羅」、「胎蔵曼荼羅」に続いて、「金剛界曼荼羅」についてご紹介します。
 今日の記事で、「曼荼羅とは」の説明の最後、それと空海の補足の説明も終わりとしたいと思います。
 先にもお話したように、以下は、「仏教の思想9生命の海<空海>」からの抜粋と一部私の要約です。基本、本の文章をそのまま転載しています。そのため、私的利用に限定いただくのがよろしいかと思います。

4.金剛界曼荼羅
(1)金剛界曼荼羅とは
 「金剛」とは、大日如来の完成された知恵を堅固不壊の金剛石にたとえたもの。永遠に滅びることなき認識、また無知なわれわれの迷いを破るはたらきをもつので、同じく金剛石の堅牢なのにたとえる。
 「界」は限界の意味で、差別を表わす。われわれの個別的な知恵も究極において絶対の知恵につながっているが、その絶対の知恵は個別的な知恵となって現象しているところから、名づけられた。

(2)金剛界曼荼羅の構成
 金剛界曼荼羅は九つのグループに分けられ、通常これを九会曼荼羅(くえまんだら)とよぶ。


(3)各構成要素とその意義
 


 
 
 
 
 
 

 以上、空海さんの補足説明でした。

 なお、仏教思想:空海(補足1~3)はカテゴリー「仏教思想」で選択いただくと続けて遡っていただけます。
 また、「仏教思想:空海」の過去記事はこちらに(その1その2その3


 現在仏教の思想10の親鸞さんのword化をしています。空海さんで半年近くかかったので、終わるのは年末ぐらいになるでしょうか。
 終わりましたら、また気づいた点を補足でご紹介できればと思っています。