hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

ライトアップされた「松本城」

2019-12-10 07:41:00 | 写真


 長野への日帰り旅、最後の訪問地は松本でした。しかも、目指したのは「松本城」限定でした。

 学生時代の4年間を過ごした松本、たった4年ですが、私にとっては第二の故郷になりました。ろくに勉強もせず「自由気ままに」ということではあまりにも充実した4年間だったためかと思います。
 卒業して50年弱、この間に国体や長野五輪もあり、駅周辺は整備され観光都市松本として大きく変貌していますが、松本全体の雰囲気というか匂いは全く変わっていないと思います。卒業以来毎年のように訪れていますが、毎回落ち着いた気持ちにさせてくれます。
 特に、松本城です。いつも訪れると、ベンチに座ってボーっと眺めて過ごします。

 今回は松本駅に着いたのが5時前で、既に薄暗くなっていたため、もしかすると初めてかもしれませんが、ライトアップされた松本城を観てきました。



 今回はデジイチ(魚眼レンズ)と華奢で使えるか心配でしたが、トラベル三脚を持っていったので、一応三脚を使って、ISO感度は上げず、スローシャッターで撮ってみました。



 松本城、上の場所からの写真もいいのですが、残念ながら一部工事中で足場が写ってしまっているのが興ざめでしょうか。


 左の松本城はコンデジで撮った写真です。コンデジも結構頑張ってくれます。今回はデジイチ用の望遠ズームレンズは持っていかなかったため、寄りたい時用にコンデジを持っていきました。
 ところで、公園内に家紋の入ったスタンドが幾つも置いてあります。どうやら松本城の歴代の藩主の家紋のようです。写真は石川氏のもので、松本城初代の藩主です。

 今、通読するのが6回目になりますが山岡荘八の「徳川家康」(全26巻)を読んでいるところです。今は12巻目で秀吉の九州征伐の場面です。もう少し前は、秀吉と家康の直接対決で秀吉が唯一負けた戦いといわれる「小牧・長久手の戦い」の場面でした。この秀吉・家康の和睦の仲介役をしたのが家康の重臣だった石川氏(石川数正かずまさ)といわれています。
 和睦後、当時岡崎城の城主だった数正は家康を裏切り秀吉の下にはしり家臣となり、後に松本藩10万石の大名となったのです。もっともこの裏切りの理由はよく分かっていないようです。単純に立身出世のためとの見方もありますが、家康の密偵だったという説もあります。小説徳川家康でもその点ははっきりさせていません。いずれにしろ、小説内に登場する家康の家臣だけでもかなりの人数で全く覚えられないのですが、この石川数正という人物は例外です。一般的には有名な武将でもありませんが、小説の上では逆に印象が強すぎて忘れようにも忘れられない人物です。

 最後にちょっと余談となりました。この日(12月1日)はやたら暖かくて、松本の夜の6時でもなんと駅の温度計は12度を表示していました。そして、この後「あずさ」で東京に帰りました。

 


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2 コメント

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ワイコマさん (hiroべ)
2019-12-10 23:29:38
長野の日帰り旅行にお付き合いありがとうございました。
台風19号被害で、少しはお金を長野に落とさねばと
思ったのですが、日帰りではあまりご協力は出来なかったようです。

松本城はおそらく夜になるだろうと思い、荷物を軽くしたくて
トラベル三脚を持っていったのですが、どうにか使えました。
夜の撮影はISO感度の設定が難しいですが、
ライトアップされていて結構明るいので、
三脚があるとあまりそこは気にしなくていいので助かります。

松本城、日本にとって非常に大事な財産です。
補修が気に食わないなどと言ったら怒られますね。
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松本城 (屋根裏人のワイコマです)
2019-12-10 19:31:52
ライトアップされた 松本城・・私も
何枚が撮ってはいますが・・
とてもこんなに上手に撮れた試しは
ありません。 最近の松本城は痛みが
酷くなって、いつも何処か工事しています
これから寒くなると、工事が出来ません
又機会をみて 私も再挑戦してみたい
松本いや 信州の観光大使の代理を
ありがとうございました。
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