『東京タワー オカンとボクとときどきオトン』

　今日は映画に行きたい気分だったので・・・
ホントは松山ケンイチさんと成海璃子ちゃんの『神童』やドリュー・バルモアの『ラブソングができるまで』にも行きたかったのですが『神童』は遠くまで行かなくちゃ上映してないし、『ラブソングができるまで』は時間が合わなくて　結局
『仮面ライダー』以来ファンのオダギリジョーさん主演の『東京タワー・・・・』に行ってきました。

　ホントはちょっと嫌～な予感があったのです。
私は泣く映画ってちょっと苦手だったりします。
ストーリーからして　きっと感動を呼んでクライマックスで涙が出てくるって展開なんだろうなあ、と思って・・・

　だけど良い意味で裏切られました。
この映画は観客の涙を要求してはいません。
　また、いわゆる「昭和」のノスタルジーを描いている映画でもありません。

　普遍的なごく普通の親子の記録、愛情、思いやりの話だと思いました。
見終わったあと　心の中がほわっとしてくる映画でした。

　私にも離れて暮らす息子がいるわけで・・・
オカンの気持ち、全く同じではないかもしれませんが　でも、なんとなく分るというか、私もこういう場面だったら同じこと言うなあ、とか、いつの間にかオカンの気持ちになって映画を見ていました。
　
　主役のオダギリジョーさん、『蟲師』の時よりはるかに素敵でした。
この役と彼自身がぴったり合わさってるって感じでした。

　チョイ役で小泉今日子さんや宮崎あおいさんが出てきたのもステキなオマケでした。


　そうそう、母の日のお話の続きがありました。
ぐっすり寝てたら　そこへ下の息子から電話がありました。
「母の日だから・・・」と言って。
　咳を激しくしながら・・・風邪をひいてしまったそうです。
大丈夫かなあ・・・
　電話をくれてありがとう、でも、体を大切にしてね。
早く寝てね。
大学生活頑張ってね。