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この前苦労して入手した『シャネル モバイルアート美術館』鑑賞の日がやっときました。
お友達のボソちゃんと一緒に待ちあわせて、まず腹ごしらえ。
スパゲッティ屋さんで「ベーコンと野菜のスパゲッティ」をいただきました。
それからいよいよ会場へ。
時間指定のはずなのに行列ができていたのでびっくりしましたが これはキャンセル待ちの列だったので 私たちはすんなり中に入れてもらえました。
そして、時間が来るまで待機場所で待たされ、その間に説明を受け、いよいよ入場。
入口で 音声案内機が渡され、ボリュームを調整してもらい 音声案内がスタートしたところから ひとりずつのスタートでした。
これが 結構不安なもので たったひとりで異空間に迷い込んだような不安感を覚えました。
しかし、その不安感を払拭するような 今まで経験したことのないような現代アートの爆発するようなエネルギーの空間を進むにつれ どんどんその空気に夢中になっていきました。
当たり前かもしれませんが 作品の内容は作者によってまるでバラバラで そんな作品があの空間で お互いを邪魔することなく 自分を主張しているのは奇跡のようでした。
ひとことでいうと 「おもしろい」時間を持つことができました。
小さな音声案内機から流れる不思議な声を頼りに進み、その指示どおりにちょっと不安を持ちながら動く自分って?
おもしろいような 不安をかきたてられるような・・・
「シャネル」というブランドが主張したかった意味とは?
この3枚の絵ハガキは 音声案内機の支持で受け取ったものです。
それぞれに文字が書いてあります。
「Urgent Artist Needed」
「Empty Your BAG Bare your SOUL」
「WHY」
帰りには こんな立派なパンフレットまでいただきました。
無機質な質感の素材を使って でも、巻き貝のような生命感を持つフォルムのこの建物からして 現代アートだと思いました。
中に展示されているアートの説明は どうしてもうまく言えないので紹介しませんが 一番心に残った作品は 『影』をテーマにしたものでした。
道路にできた水たまりに写る風景を表したものだったのですが なぜか心がとても温かな気持ちになりました。
期間はあと10日あります。
ぜひ遊びに行ってみてくださいな。