
私は昔から星空を見上げるのが好きです。
今は老眼ですが

そんな時に 星空のように遠くのものを見ると とても目が楽になったのです。
それに 何よりも星空ってロマンチックな気分になりませんか?

そんな私の想いは別にして 昨年の『はやぶさ』の帰還は大きな話題になりました。
その『はやぶさ』を題材とした映画です。
正直どんな内容になるのか・・・あまり期待はしていませんでした。
だって 研究者たちの地道な活動、というイメージがありましたので

たしかに おおきな起伏に富んだストーリーではないのですが 事実に基づいた内容です。 絵空事にはないずっしりとした重さを感じました。
関係者たちの情熱、まわりの人々の協力なしにこのプロジェクトは成功しなかったと思います。
堤幸彦監督は 唯一モデルのいない「水沢恵」という人物を通して はやぶさのプロジェクトを描いていきます。
ちょっとこの水沢さんに違和感を覚える場面もありましたが 彼女の成長を描きながら時間が進んでいくのが分かり易くもありました。
7年間という時間は 宇宙全体からみると ほんの一瞬ですが人間の生活の営みからみると かなり長い時間です。
ネットで『はやぶさ』を応援していた おじいさんと小さな孫は 7年後にはしっかりした少年になっていたし、恋人同士だったカップルは7年のうちに結婚し、子どもまでできていました。 そんなに長い時間をかけて みんなはやぶさを見守っていたのですね。
涙を誘うような映画ではないのですが ラストあたりでは 会場のあちこちから感動のすすり泣きの声がしました。
ロケットが無機質な機械とは思えなくなったからでしょう。
あっと言う間に見終わってしまう映画でした。
なかなかのオススメ作品です。