キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

『思い出のマーニー』

2014-08-04 22:09:43 | 映画
    
公式サイト

 自分のことが大嫌い、言い切る思春期の少女杏奈は喘息の発作を起こし、主治医から転地療養を勧められ、夏休みを利用して北海道の親戚の家に行く。

周囲になかなか馴染めず、人とうまくしゃべることもできない杏奈だったが 湖のそばにある『湿っ地屋敷』に興味を持つ。
 そこは以前は人が住んでいたが今は空家になっているとのこと。
しかし、杏奈は そこで自分の夢で出会った少女とそっくりなマーニーに出会う。
 マーニーと杏奈は お互いを認め、大切な存在となっていった。 ふたりで過ごす時間は杏奈にとって素直になれる大切な時間だった。

内容はネタバレになるのでこれ以上は触れませんが とても不思議だけど どこか懐かしい・・・そんな雰囲気の映画です。

 イギリスの児童文学が原作だそうです。

 先日テレビで観たのですが 宮駿さんは この舞台は瀬戸内海、とおっしゃっていたそうです。
米林監督は これは北海道だろう、と思い 舞台を北海道にされたそうです。 たしかに 北海道の方がしっくりきますが 宮監督の瀬戸内版も観たい気がします。

 この映画ができるまで、という感じの番組で この作品でいろいろ新たな取り組みがあったことが話されていました。

美術監督は 実写の映画を作っていらっしゃる方でこれが初めてのアニメ作品だったそうで かなり細かなディテールまで神経を使ったそうです。
 たしかに とても細かくて美しい背景でしたが『千と千尋の神隠し』などの方が 奥行とか迫力を感じました。本物にはない世界の迫力なのでしょうか?
でも、湿っ地屋敷などは 本物のお屋敷のようでした。

 他者に対しても自分に対しても否定的だった杏奈がマーニーと出会い、他の人のことも考えられるようになってゆきます。
 
 時系列が私には複雑な映画でイマイチ分かりづらかったので もう一度観てみたいかも、と思いました。
 
ちょっと感動するラストもあり、で 暑い夏休みのひとときを涼しい映画館でマーニーの世界に浸られてはいかがでしょう?

 
 

 
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葛のミニリース

2014-08-02 22:36:01 | 雑感
     
 ちょっと用事があり お友達のたくみちゃんと久しぶりに会いました。

その時に たくみちゃんが葛で作ったリースをくれました。

 朝のうちに 葛の蔓を摘み リースにすると蔓が柔らかいのでうまく丸くすることができるそうです。

そしてこのまま乾かすと茶色のリースになるそうなので 乾燥させてクリスマスリースにデコレーションしたいと思います。

 それから 紐を使ったリースの作り方も教えてもらいました。
           
3本の紐をただ捻じっていくだけで こんなかわいらしいリースができました。

 これは小さなリースなので安全ピンをつけてブローチにするとかわいいかも・・・

 お互いに仕事をしているので なかなか会えませんが 会っておしゃべりをするのは本当に楽しいです。
        ふたりでいただいたのはこちら・・・
            
 武蔵野茶寮の『おいものパフェ』です。
   下は温かなスイートポテトでその上に抹茶のソフトクリームなどが乗っかっているパフェです。
これが本当においしくて・・・
 オススメですっ
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『船を待つ日』村木嵐

2014-08-01 22:53:52 | 読書
    
 江戸京橋の古物屋の娘、翠は町内でも有名な不器用な娘。
実は彼女はひどい近眼だった。
 ある日、翠は同じ古物屋の口之津屋の主人勘兵衛から鼻眼鏡を渡される。 その眼鏡には なんと葵のご紋がついていた。
そして翠は勘兵衛から 子どもたちを売買している船について話を聞かされる。
そこで翠は幼馴染で役人の息子、森之助と人買い船を探し始める・・・

 私は結構速読できる方だと思っています。
しかし、久しぶりになかなか読み進めない本でした。

 人買い船のような危険なものの探索に 力のある大人の勘兵衛がなぜ いきなり翠に眼鏡を渡し、森之助とふたりで行かせたのか? その他いろいろモロモロ疑問が残ったまま最後まで読んでしまいました。

 悪役もたくさん出てきて だんだん分からなくなってくるし・・・

たまたま仕事が忙しい時期で細切れで読んだのが余計に分かりづらくしたのかもしれませんが・・・

 そろそろ第二作がでていると思いますが 次作を読むか読まないかは考え中です。
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