チェコでの仕事探し (1) 応募前

チェコで働く予定などまったくなかった私がどうやってチェコで就職にこぎつけたのか？
よく質問されるので、自分のためにも書き留めておこうと思います。

日本での主な職歴
●パソコンインストラクター。M社の公認トレーナーの資格を取得し、厚生労働省の求職者支援向け講習のクラス担任、国立大学の学生向けトレーニングや公的機関や民間スクールの講座、会社経営者や大学教授のプライベートレッスンなどを担当していた。
●上記とかけもちで、起業した身内の中小企業(年商数億円)の経理＆会計(決算～青色申告も含む)＆労務をすべて任されていた。
●一身上の都合でインストラクターを引退してから数年は、大手通信企業の財務部門に派遣社員として勤務。専門ソフトでの決算処理やAccessのクエリでのデータ分析や集計をしていた。その間に、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)の勉強をして資格を取得。

チェコに来た理由
一度旅行してチェコが好きになり、長めに滞在したかった。
平日は語学学校に通うという名目で、1セメスター(5か月)のビザを取得。チェコと、ヨーロッパ諸国をたっぷり観光して日本に戻る予定だった。

再びチェコへ
日本帰国後、もう少しチェコに滞在したいなぁという軽い気持ちで、再びチェコで「語学学校に通う」ことに。チェコ語A2は合格済みで、B1クラスの授業がスタート。長く住むつもりもないので、授業には出席していたが熱心な生徒ではなく、現地でできた友達とのアクティビティで忙しかった。

転機の訪れ
B1クラスが始まって2か月ほど経った頃、Facebookのニュースフィードにチェコ企業の『日本語ができる人』の求人記事が流れてきた。私と友達になっていたチェコ人の誰かがシェアしたのだろう。その時はちらりと見ただけよく読まなかった。

それから1週間ほど経った頃、再びFacebookでその求人記事が目に入る。ちょうど学校でチェコの履歴書の書き方を学んで、各自の履歴書を作ったばかりだった。
私は暗示のようなものを感じると同時に、好奇心がふつふつと沸いてきたのだった。

チェコでの仕事探し (2) へ続きます。

パートナーが毎日、豆を挽いて淹れてくれるコーヒー。この日は彼が作ったプディングも添えてくれました。
いつもありがとう