チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

チェコの治安 リアル情報 (3)

2020年06月15日 | チェコ プラハ日常
チェコの治安 リアル情報 (2) の続きです。

今回は、最近の暴行事件について。

プラハ7区は、比較的治安が良いと言われています。7区の区域名は「ホレショビツェ」ですが、西の「レトナ地区」と東の「ホレショビツェ地区」に分かれていて、それぞれの雰囲気が違います。
私がルームシェアしていたお気に入りの「レトナ地区」は、古い建物が多い住宅密集地。夜遅くまで営業している店が多く、夜中でも人出があるということもあり、夜中に歩いていてもそれほど危険を感じない人が多いようです。

夜11時。近所のコンビニ(的なお店)の前で、外飲みパーティーをする若者たち。





通りにあるバーの前は、深夜1時2時でもこんな光景が、当たり前のように見られます。
プラハに来て最初に住んだエリアがこの「レトナ地区」だった女友達は、「(母国と違って)プラハはとても治安が良くて、女性の夜歩きも平気。」なんて言っていましたが、他区に引っ越したら「雰囲気がまったく違うし、夜歩きも怖い。」そうです。

そんなレトナ地区でも、窃盗目的での店舗の窓や出入り口の破壊や、スポーツサイクルなどの盗難は頻繁にありますし、昨年は、若者グループによる暴行事件が続き、警察官がパトロールをする事態となりました。

もう一方の「ホレショビツェ地区」は、「レトナ地区」より建物が比較的新しく、まだ空き地も残っています。カーディーラーなどや会社事務所も見られ、店は早めに閉店するため、夜には人気のない道路もあったり、ひっそりとした印象があります。
先月(5月)には、「ホレショビツェ地区」のトラム停留所付近で女性が襲われ、レイプされて入院するという事件もありました。
このトラム停自体は、アパートの建物群の真ん前にあって、私も深夜、クラブ帰りによく利用していたので驚きました。(もちろん深夜に一人でトラムを待つなんてことはしません。)

そして今月。プラハ郊外の「レトナニー」(レトナじゃない)のバス停で、ナイフを持った男が女性を脅して暴行を加えるという事件がありました。犯人は地下鉄で移動し、駅近くの大学の寮の近くで二人目、その付近の通りで三人目と、連続で襲ったそうです。
1件目の発生時刻は、夜9時30分。それほど遅い時間ではありませんから、女性一人でも警戒しない人もいるかもしれません。

暴力事件が増えてどんどん物騒になっているプラハ。常に危険を避ける行動を心がけましょう。


コメント    この記事についてブログを書く
« 雨の散歩(&ビールカップ) | トップ | 妖し過ぎないチャイオブナ »

コメントを投稿

チェコ プラハ日常」カテゴリの最新記事