(今どき)チェコのクリスマス 2022

欧米のクリスマスといえば家族が集まって伝統料理を囲んで…と思う人が多いでしょうが、日本以上に無宗教率が高いチェコでは、クリスマスの過ごし方も変わってきて、伝統も薄らぎつつあります。
私とチェコ人パートナーも、そんな、周りのチェコ友達と似たような過ごし方をしました。

事前準備として、クッキーはとりあえず焼きました。


クリスマス以外にも焼くほどの好物『バーノチュカ』は、食べたいので焼きました。
周りでは、バーノチュカは焼かないというチェコ友達多数。


そして、クリスマス期間は…

◆家族そろって過ごさなかった。
昨年は家族がCOVIDに罹患したことで中止しましたが、今年は話し合ってクリスマス中ではなく他の日に訪ねることに。プレゼントは別に届けました。

◆イヴの夜は友達と。
上記のように家族で集わない人は周りに多くいて、今年、去年、一昨年と私たちは毎年、違う友達からの招待をお断りしてきました。今年はその一組のカップルからの招待を受けることにしました。

寿司を作って持っていくので、自宅での夕食は簡単に済ませることに。
チェコの伝統は「鯉のフライ＆ポテトサラダ」ですが、若い世代を中心に「鯉は苦手」という人も多いので、肉料理の家庭も結構あります。私たちは（パートナーが作った）カツレツ＆ポテトサラダでちゃちゃっと。どちらも日ごろよく作る特別感もない料理です

招待してくれた友人の職業は、気球のパイロット。彼女（パートナー）さんと一緒に焼いたというクッキーは気球のデザインでした。


◆クリスマス中にバカンスに。
これは私たちではなく友達のことです。日本でも、正月やお盆に実家に戻らず海外旅行する人がいるように、チェコでもクリスマスから年始にかけての休暇中に旅行に出かける人たちがいます。
私がよく面倒を見ているネコちゃんの飼い主カップルもバカンスに出発。よって、私たちはクリスマスからネコちゃんを預かることに。


こうして、普通の休日のようなクリスマスが過ぎていったのでした。