はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

明日の朝8時は、衛星のNHKプレミアム

2022-01-22 09:27:52 | テレビ

いよいよ待ちかねていた

ウルトラセブンの『第四惑星の悪夢』が

放送される。

『ノンマルトの使者』の次らしい。

沖縄出身の脚本家金城哲夫が

胸に抱く思いをこのストーリーにこめた

『ノンマルトの使者』にも胸に迫るものがあるが

『第四惑星の悪夢』も

とても当時の子供向けとは思えない

示唆に富む内容になっている。

 

聞くところによると

この最後ころはウルトラセブンの予算が尽きて

怪獣に費用がかけられなくて

ストーリーで工夫するようになっていた。

ところが

逆にのちと呼ばれる作品が増えて

初代ウルトラマンや、だいぶ後の仮面ライダーよりも

質の高い作品群に仕上がったのだから

皮肉なものだ。

 

再放送どころか

もう再再再再再放送ぐらいになるけど

それでも

観たらぞっとするのに

 

当時7歳のいたいけな私が

リアルタイムで

初めて観たときの

背筋の寒さは

忘れられない。

 

 

 

 

 


なぜか心に引っかかる言葉

2022-01-08 23:06:57 | テレビ

レンタルで『フェンス』と言う映画を観た。

やたら主演のデンゼル・ワシントンがしゃべりまくってるだけのストーリーである。

商業映画と言うより

デンゼル自身が普段インタビューなどでは直接には言えない主張・意見を

映画と言う形で表現したのかな。

それともたんに

尊敬する亡き自分の父の残した言葉の数々を

私のファンあるいは世間に伝えたい

ということなんだろか。

どちらにしても

デンゼルの心には映画の中で述べた

膨大なセリフの一つ一つが忘れられないのだと推測する。

さて。

私にも

妙に引っかかっている言葉が

しかも

有名人の言葉がいくつかあって

それらを全てあげれば

一か月、いや1年はかかるが

今回は三つ紹介したい。

 

一つは

武田鉄矢のどん兵衛のCМの中のセリフ

「腰の痛みに緑のタヌキ。もう体力の限界だわ」

という言葉である。

おそらくアドリブで

つい「腰の痛みに緑のうんぬん」と言ってしまったが

痛み止めのクスリでもないのに緑のタヌキと発したことに

罪悪感というのも大げさだけど

ちょっと「しまった」と

そういうミスを照れ隠す心理が

「もう体力の限界だわ」

につながっていった・・・

それが真相だと私は分析する。

でも、ディレクターは結局

逆に自然で面白いということになって

このCМが流された。

結果的にこうして私の耳に残っているということは

他の人にも残ってるはずで

ヒットCМになった。

 

二つ目は

日本テレビのドラマ『太陽にほえろ』

の山村刑事(露口茂)のセリフである。

水谷豊を含めた3人の犯人グループに

捕らえられた山村刑事が

(犯人の運転する)クルマの中で呟くセリフだ。

「人間四十を過ぎると自分の限界が見えてくるものなんだよ」

40歳か。

今も心に引っかかる。

三つめは皆さんにもおなじみ

スキージャンプの高梨沙羅嬢である。

若い時は

『小柄なテレサ・テン』みたいな感じだぅたが

あれよあれよというまに美人になっていった。

彼女が、1年前か2年前か

なんかの番組で

「地球に生まれてありがとう」

と叫んだのである。

ええっ?

旅のレポーターが温泉に浸かって

「ウ~気持ちイイ。日本に生まれてよかった~」

みたいなのはよく聞くけど

地球に生まれてよかったって

どういうことっすか?

でも

なんかこう

今のこの境遇がうれしいという

素直に漏れ出た真実の言葉として

共感が持てる。