未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

繧繝縁との別れ、そして新たなる旅立ち。

2008年06月12日 21時12分33秒 | 有職畳 祭り

 

「技術に完璧などは存在しない」三代目が仕事を終え、ポツリとつぶやく。

確かに、全ての畳の仕事にたいして完璧と思うことも無いし、又思ってはいけないとも思う。

繧繝畳縁を使った、厚畳の畳台製作も本日無事に終了した。

終わってみれば、あっという間の時間でしたが、完璧と思える事は無い。

仕上がりには自信はあるが、あくなき向上心は尽きない。

丁寧に時間をかけて製作していく。しかしセンスや感覚を伴う、有職畳において

自分は、まだまだと痛感している。いつかまた、近い内に、挑戦しよう。

その時まで、しっかりと歩んでいこうと決意した。

 

P.S

この度は当社HPよりご注文、誠にありがとうございました。とても勉強にもなり又

自信にもつながりました。心より感謝申し上げます。これからもしっかりと精進して参ります。

宜しくお願い致します。