たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第4沼】PENTAX super-multi-coated Takumar 55mm F1.8 分解清掃

2012-09-19 23:23:44 | PENTAX

super-multi-coated Takumar 55mm F1.8です。化粧リングにはっきりSMCと書いてあるものと、このレンズのようにsuper-multi-coated と記述してあるものがあって、たっちゃんは別のものだと考えてます。コーティングはいっしょですけどね。

ゴムで回して化粧リングを外します。これで隠れていたフィルターブラケットの固定ネジが見えるようになります。

マイナスネジを3本外してフィルターブラケットを外します。

 

一番前側のレンズ押さえをゴムで回して外し一番前のレンズを外します。

奥のレンズの外側ががカビだらけだったけどそこから奥はカビなし。一番前のレンズの裏表と次のレンズの前側をカビキラーとエタノールで清掃。これで前玉は綺麗になりました。

後玉は一番後ぼレンズ押さえリングをゴムで回して一枚だけレンズを外した状態でカビ取りOK! 組み直して完成です。

 


【第3沼】PENTAX super-Takumar 55mm F1.8 M42(後期型)分解清掃

2012-09-19 22:39:04 | PENTAX

PENTAX super-Takumar 55mm F1.8
レンズtype MF単焦点 焦点距離 55mm
光学構成 5群6枚 最大径×長さ 57 x 36 mm
絞り羽枚数 6枚 重量 205g
最短撮影距離 0.45m  絞り値 f/1.8~f/**
フィルター径 49 mm 販売 ****

super-Takumar 55mm F1.8は、ほかに何本か同じレンズを持っているけど、せっかく手に入ったし使えるようにしておきます。

外側は全体に綺麗な感じだったけど、よく見ると前玉群の中後と後玉全体に軽くカビ。撮影には影響でないくらい薄いカビだけどカビはカビ。分解清掃しました。

化粧リングをゴムで回して外す。押し8のまわし2の感じ。このレンズ、分解されたことがあるのか、割と簡単に回った。

化粧リングが外れると、前玉を抑えているカニ目レンチ用の溝があるリングが顔を出す。カニ目レンチを使おうかと思ったけど、細いリングのカニ目溝が舐めてしまうのを経験してるしカビがあるのは前玉の群の後だったのでゴムで前玉群全体を緩めようとぐいっと回したら

二つあるかに目リングの内、一番前のレンズを押さえているリングだけが回って外れた。この状態からもう一度ゴムを当てて回すと

今度は狙い通り最初に外れたリングの外側のカニ目が回って狙い通り前玉群全体が外れた。絞り羽が現れる。

絞り羽を全開にしてみると、絞り羽のすぐ後のレンズの前側にカビ。これを綿棒を使って、カビキラー、アルコールの順で掃除。続いて先に押さえリングの外れた一番前のレンズの裏側にあったカビをカビキラー、アルコールの順で掃除。

次に前玉群の一番後ろのレンズを清掃。このレンズは後に凹。この面が綺麗になったら、前玉群はきれいになったので前玉群の分解はここまで。前玉裏も綺麗になったので前玉群から化粧リングまで順に組み立てて前半分は出来上がり。

後玉の接眼レンズの汚れとカビを掃除したがまだ後玉のカビが接眼レンズの前側にのこっていたので、またゴムで接眼レンズを押さえているリングを外して接眼レンズの前側を清掃。

これで後玉群も綺麗になったので、出来上がり。ほこりはほんの少し入ったけど略綺麗だしカビは全滅。ちなみにこれは、トリウムガラスレンズを使ったアトムレンズっていうやつでもあります。

 

 

 

 

 

 


【第2沼】PENTAX Takumar 55mm F2.2 M42 分解清掃

2012-09-19 21:32:43 | PENTAX

 

PENTAX Takumar 55mm F2.2
レンズtype MF単焦点 焦点距離 55mm
光学構成 5群5枚 最大径×長さ 55 x 34 mm
絞り羽枚数 10枚 重量 130g
最短撮影距離 0.55m  絞り値 f/2.2~f/22
フィルター径 46 mm 販売 1957年

これは、キタムラのジャンクカゴから救出したカメラ PENTAX SBについていたレンズ。PENTAX SBは自衛隊基地の購買会用だとネットで書いてあった。またこの55mm F2.2のレンズも日本では販売していなかったのか流通数が少なく国内では珍しいレンズとなっているらしいです。先端に近い部分に絞りリングがある絞りプリセットタイプのレンズです。分解した跡があってレンズには細かいキズがいっぱいですが、カビは生えていないようです。カビは無いけど前玉の隅が汚れていたので、化粧リングを外して前玉外側と接眼レンズだけ掃除しました。

化粧リングはゴムで簡単に外せました。キッチンアルコールで掃除しておきます。キッチンアルコールは拭いた跡が残らないので軽い汚れにはいいです。細かいキズのためか開放付近だと、かすんだ感じの写りだけど絞るとかなり普通に撮れます。といいますか、最近の樹脂製AFへっぽこ標準レンズよかずっといいです。無限もピント合うしとりあえず良しとします。

古いレンズは雰囲気があって被写体にも良いです。アップにすると魅力的。

Takumar 55mm F2.2を愛機k100Dにアダプター使ってつけて写真とってみました。

絞り目で桜の花道を撮影。

 開放だとかなりボケがぐるぐるして見えます。ぐるぐるボケです。ただピントが出ている部分は開放でもしゃきっとしてます。このころのPENTAXレンズはSMCでもないし、傷もあるのでかなり逆光とかには弱いと思われます。でも自分の生まれたころ以前のレンズをこうしてデジカメに付けて撮影できるのはなんかロマンチックですし、50年以上の歳月を経たレンズの画像だと思うと灌漑深いものがあります。またこのレンズを見つけて購入してしまったことが、たっちゃんが沼に足を踏み入れてしまったきっかけでもあるので記念すべきレンズです。このレンズをK100Dに付ける為にマウントアダプターKを買いました。このレンズの化粧リングを外したくてゴムのカメラオープナーセットも買いました。カニ目レンチもそうです。この時点でM42マウントにはまり込んだわけです。

NEX-C3 絞り開放F2.2 1/80秒 ISO-200 Nexにもつけて撮ってみました。