たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第562沼】smc PENTAX-FA 70-200mm F4-5.6 不人気パワーズーム

2016-05-02 22:59:36 | PENTAX

 

PENTAXのパワーズームレンズsmc PENTAX-FA 70-200mm F4-5.6です。キタムラ草薙店のジャンク箱で見つけたものです。

smc PENTAX-FA 70-200mm F4-5.6
レンズタイプ  回転式ズーム 開放F値 F4-5.6
フォーカス  AF/MF たっちゃん評価 ☆☆☆
レンズ構成 8群10枚 対応マウント Kマウント
絞り羽枚数 9枚 フィルター径 49mm
焦点距離 70-200mm 最大径×長さ 72X117mm
最短撮影距離 1.1m 重量 460g

ミノルタのXiシリーズと同じで構造が複雑になってる割に駆動できる本体が少ない為かすっごく人気薄なモデルですよね。

 

この個体もなんも悪いとこないのにジャンク扱いですからね。確かにパワーズームなんて使いにくくて超いらない機能だし、へんなボタンとか触らないしね。最短撮影距離は1.1mで200mmのときはTELE MACROっぽく使えるかも。

 

マウントの内側にパワーズーム用の電源端子が見えますね。パワーズームに対応しているデジカメはK-10/K-20/K-7/K-5/K-3ってとこでしょうか。ちゃんと金属マウントですよ。

K-5 f/5.6 1/500秒 ISO-80 200mm このレンズは、人気のない割にはちゃんと写りますよ。K-5/K-3になってくると意外にAF速度も早い感じがします。鷺(サギ)ですかね。撮ろうと思ったら逃げられちゃいました。

K-5 f/5.6 1/250秒 ISO-80 70mm 県立美術館の門にある、これ狛犬?

K-5 f/13 1/30秒 ISO-80 70mm ジェイムズ・ロザティ作の「アークⅡ」ってモニュメントらしい。

K-5 f/5.6 1/250秒 ISO-80 200mm ここまで寄って撮ると少しマクロ撮影っぽいでしょ。解像感は高くないけどなんとなく色載りが好きな感じです。

K-5 f/5.6 1/30秒 ISO-80 200mm なぜか、お寺でよく見かける花「ジャゲ」。ちょっと怖い気がする花です。妙に仏教的な模様が寺の雰囲気にぴったし。

K-5 f/5.6 1/13秒 ISO-80 200mm 丸子の寺の羅漢さんたち。中央の羅漢さんは鼻くそをほじってます(笑)

 


【第561沼】AUTO RIKENON 55mm F1.8 Ricohの42マウント一眼レフカメラ用標準レンズ

2016-05-02 00:50:01 | RICOH

 

2016年 オークションでRicoh SINGLEX TLS についていたのを見つけて落札しました。

AUTO RIKENON 55mm F1.8
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F1.8/16
フォーカス  MF たっちゃん評価 ☆☆☆☆
レンズ構成 *群*枚 対応マウント M42マウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 52mm
焦点距離 55mm 最大径×長さ 60X39.5mm
最短撮影距離 0.50m 重量 228g実測
最大撮影倍率   発売 1964年

非常に旭光学のSUPER-TAKUMARに似てますし55mm f1.8ってとこも同じです。

実はRICOHがM42の一眼レフカメラを造っていたことも知らなかったし珍しいなって思ったんですよね。RICOHで最初の35ミリレンズ交換式一眼レフカメラがこのSINGLEXシリーズだったようですが、一番最初のSINGLEXは1962年に日本光学のニコレックスFの略コピー商品として世に出てマウントもFマウントだったようですが1964年発売のこのモデルSINGLEX TLSからM42マウントに変更になったようです。

 

さてレンズの方はフィルターも含めてかなりのカビで特にレンズ外面のカビが多かったのでまず外側からカビ取りを実施します。表側も裏側も外側のカビを取ってから再度覗くと内側にもまんべんなくカビが育っているようです。

 

前玉を化粧リングから分解して行きます。ゴムで普通に回って外せました。

 

すり鉢状のレンズ押さえにゴムを当ててまわすと、前玉群全体が外れました。

 

外れた前玉群の後ろ側です。6枚の絞り羽が露出したので、

 

絞りを開放にして向こう側のレンズのカビも掃除しときます。外した前玉群の後ろ側の凹レンズもカビていたのでカビキラーで掃除して退治できたのですが一番前のレンズの裏のカビをとるために外したいすり鉢状のレンズ押さえが回らなくて、回らなくて一度諦めたんですが、このままにするよりは良いかなってこのすり鉢状の部品にやすりでカニ目溝を削って作りやっと外せました。そんなに目立たないしカビがあるよりましです。

 

光学系は綺麗になって満足なんですが、あらま絞り連動の切替レバーが半分折れてなくなってました。でも作動はしますから使えます。構造機能はSUPER-TAKUMAR君と同じです。

SONY ILCE-7M2 絞り開放F/1.8  1/60秒 ISO-100 色載りは薄いですが描写は堅すぎることもなくやさしいです。開放だと解像していながらもすこしぽわっとした感じに写るようです。

SONY ILCE-7M2 絞り開放F/1.8  1/8000秒 ISO-100 α7Ⅱってシャッタースピード 1/8000秒もいけたんだってあらためて感心。蓮華寺の池の鯉のぼりです。現実っぽい色なので、たっちゃん的には・・・ですが、悪いイメージはないですね。

SONY ILCE-7M2 絞りちょい閉め  1/5000秒 ISO-100 そんなに閉めてないのに全体にピント合ってる感のあるパンフォーカス的絵になってますね。

SONY ILCE-7M2 絞り開放  1/6400秒 ISO-100 白い花も綺麗に撮れますね。蓮華時寺の池は藤の花でも有名なんですよ。

SONY ILCE-7M2 絞り開放  1/4000秒 ISO-100 どうも藤の花は熊蜂の大好物みたいでいっぱい飛んでます。

上の写真の切り出し写真ですが、熊蜂のおしゃれな黄色い襟巻き?が毛だと分かるレベルで解像してます。珍しいレンズでもある☆四つってとこですか。