スマートフォンの普及に伴いエントリーユーザー向けのコンパクトタイプのデジタルカメラが淘汰されてきています。
スマートフォンが普及する前から高性能なデジタルカメラデバイスが携帯電話に組み込まれていましたが、デジタルカメラを淘汰するというほどの勢いはなかったと思います。
スマートフォンになるとCPUの性能が上がり、カメラとしての処理も早くなり、本体が大型化することで、モニターも大きくなり、使い勝手(見え方)もよりよくなってきました。
初期のデジタルカメラと比べれば断然優位なサイズではあったのですが、二つ折りの携帯電話ではモニターの大きさは限度がありました。
本体(モニター)のサイズを大きくして使いやすくする⇒本体サイズが大きくなれば電池の容量もアップする事が出来る⇒電池容量がアップすれば高性能なCPUが使え、各種処理を早くすることが出来る。
サイズアップすることにより、持ち運びに関して不便になっているはずなのですが・・・必需品となればある程度の不便さは気にならなくなっているのでしょう。
Panasonicの夏のデジタルカメラの2017年の夏のカタログを見ると
イメージセンサーが小さいも(1/2.3inch)のであれば光学ズームが24倍以上(FZ300)のものしかありません。
所謂"ネオ一眼"ではなく普通っぽい形のものでも光学ズーム30倍のものしかありません。
他はイメージセンサーが大きめのもの(1inch)となります。
スマートフォンのカメラでは扱えないような"高倍率の光学ズーム"機能を持つカメラ、"明るいレンズ・大きめのイメージセンサー"がもたらす高画質なカメラしか残されていません。
コンパクトカメラ|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
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