2.5~5倍の拡大専用マクロ"LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO"が4月に発売開始ということのようです。
拡大専用レンズなので無限遠での撮影は無理なわけで通常レンズとしては使えないという事になります。
最短撮影距離は173〜223.5mmでワーキングディスタンスが40~45mmという事で比較的長めの値のようで、ライティングに自由度が増すというメリットがありそうです。
マニュアルレンズなのは構わないのですが、KAマウントなのではなくKマウントと表記されており、EXIF情報(絞り値等)は全く反映されないと思われます。
今のところ、金額がいくらぐらいになるの分かりません。
2.5から5倍の拡大レンズという用途を考えると、中古品の組み合わせで何とかするということも出来そうです。
フィルター径が49mmまたは52mmのレンズ(絞りをレンズ単体で手動で操作できるものであれば何でも可)で焦点距離が35mmより広角側のよりもの+リバースアダプターK+ベローズ(絞りはオートベローズなくても大丈夫)or接写リング(オートでなくても可)で対応できそうです。
※一眼レフ用の逆望遠タイプ(レトロフォーカスタイプ)の広角レンズが必要と思われます。
実際に銀塩カメラで同様な組み合わせで撮影したことがあります。
ワーキングディスタンスはほとんどないような感じになる場合もあり、リングストロボが必須になっていました。
ベローズのマニュアル確認してみると、35mmレンズをリバースで装着した時に約2倍~5倍の拡大率で使用することが出来るようです。
(Webでダウンロードしてきた)マニュアルが英語版なのできちんと理解できているわけではないのですが、
"最短撮影距離"に相当するのが"Film-Plane-to-Subject Distance"と思われるので、
約2倍の時に"171mm"、5倍の時に"268mm"という値が記されていました。
残念ながらワーキングディスタンス(レンズ面から被写体までの距離)は記載されていませんでした。
35mmレンズのレンズ長(M35mmF2.8の場合)35.5mm+ベローズを伸ばした値170mm+リバースアダプタの厚み等で約210mmとすると、
ワーキングディスタンスは"50mm"位確保できそうとなるのか・・・?
大げさな装置に見えるかもしれないが案外安上がり!?
LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO 新製品発表のお知らせ - SIGHTRON
http://www.sightron.co.jp/news/new_laowa-25mm-F28-ULTRA-MACRO-180223.html
マクロ専用MFレンズ「LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO」 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1108166.html