今日もとても寒い朝です。
暗い外を見てみると、うっすらと雪が積もっています。
京都市内も初雪が降ったようです。
前日、北海道ではひどい被害も出ていましたが、今日も心配です。
皆様も十分、お気をつけください。
今回久しぶりに、 日曜美術館をとりあげます。
12月初旬まで紅葉めぐりに忙しく、なかなか美術関係の記事を投稿できませんでした。
私は定年後の趣味のひとつが美術館めぐりです。
そしてNHKの日曜美術館は、初心者にもわかりやすい美術の解説が行われ、
毎回楽しみに視聴しています。
今日紹介するのは、『国宝が、好き! ~時空を超える“美”の物語~ 』です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f5/8f81048220b110eae5f91c2de528be96.jpg)
これは、東京で開催されていた『日本国宝展』の紹介です。
もう少し近ければ、私も是非とも足を運びたかった展示会です。
日本国宝展は、1990年と2000年に開催されていますが、両方でなんと、
計120万人動員と言いますから、「日本国宝展」恐るべしです。
その人気の日本国宝展が14年ぶりに東京国立博物館で開催されたのです。
出展されるのはすべてが国宝です。
番組で紹介された国宝を紹介します。
「国宝 元興寺極楽坊 五重小塔」
今から1,300年前の奈良時代8世紀の建造物の作品です。
高さ5.5m、本物の五重塔の1/10の大きさです。
構造もすべて本物と同じような作りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/6a/428dee126e60892b1873e6a407e55d91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/15/d02ed4d659491d30049966a552bcfaaa.jpg)
「国宝 玉虫厨子」奈良法隆寺
飛鳥時代7世紀の作品です。
教科書に出てきた記憶があります。
高さ2.3m、仏像や経典を収める工芸品です。
透かし彫りの内側には、タマムシの羽が使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/b9/ed3e6111d579be1d0884e4609049b907.jpg)
「国宝 木造阿弥陀如来両脇侍坐像」京都三千院
平安時代12世紀の仏像です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9a/7988926daea3623e02cd2c29e7e9b03d.jpg)
一体目は「観音菩薩坐像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1d/437f34e1dc2302a9f3fa7c28c5b8c37b.jpg)
もう一体は「勢至菩薩坐」です。
非常に穏やかな顔つきです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/30/41b73ddb1e4fd027889a9a59d71b0e26.jpg)
「国宝 善財童子立像」奈良安部文殊院
鎌倉時代13世紀の仏像です。
振り返りながら合掌しています。
作者は鎌倉時代の名仏師快慶です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a4/72f318907fb20c79f59f316b25f8bcac.jpg)
「国宝 合掌土偶」
縄文時代後期のもので、青森県八戸市で出土したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c0/60e3f373b386553c7707df3782a8ebad.jpg)
「土偶 縄文のビーナス」
縄文時代中期のもので、長野県で出土したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e8/36de37d27e9e4e840a40cfeb14b771c3.jpg)
「国宝 土偶 仮面の女神」
縄文時代後期のもので、これも長野県での出土です。
死者への捧げ物だったのではと考えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b3/0ade921b54880ef7abdcb7fe522538bf.jpg)
「国宝 中空土偶」
縄文時代後期のもので、北海道で出土されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cf/9b2b5572c6519fdb4f108893198a33df.jpg)
「国宝 土偶 縄文の女神」
縄文時代中期のもので、山形県の出土です。
高さ45cmの最大級土偶です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/978235bb934343f3f49381b687061d7b.jpg)
「国宝 扇面法華経冊子」
平安時代12世紀の作品です。
扇形の紙に法華経の経文が書かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e3/0762360f3143b4cdcabc015dfdcc1f65.jpg)
「国宝 山越阿弥陀図」京都禅林寺
鎌倉時代13世紀の作品です。
雲に乗ってやってきた菩薩、山の向こうには人びとを極楽浄土に導く阿弥陀如来。
如来の背後には満月の絵が描かれています。
この絵は臨終のとき、北枕に横たわり、極楽浄土がある西側に置かれたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/de/d2af47bdf2d23796a9b47e19467711f4.jpg)
「国宝 支倉常長像」(慶長遣欧使節関係資料のうち)宮城仙台博物館蔵
17世紀の作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/43/fda54dfa476e1ac829334839083fa441.jpg)