京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

昨日の散策ー御金(みかね)神社、薬祖神祠

2014-12-29 05:47:17 | 京都めぐり

京都は拝観寺院が多いのですが、神社も多いように思います。
世界遺産の上賀茂神社や下鴨神社、今外国人に大人気の伏見稲荷大社などは、
私も散策でも訪れ、私のブログにも投稿してきました。
そういうメジャーな神社ではなく、ひっそりとした神社もあります。
もうすぐお正月ですから、少し変わった神社を紹介したいと思います。

今日ご紹介するのは、「御金(みかね)神社」と言います。
この神社は京都市中心部の、西洞院御池を北に上がったところにあります。
小さな神社ですが、訪れる人が絶えません。

古くから金神(こんじん)さんと呼ばれ、地域から親しまれています。
その名の通り、全国で唯一「お金」の神社なのです。
御神祭の金山昆古神は、金銀銅の通貨を支配しているそうです。
また、金属類の神様でもあり、家屋の建設に使う機械道具関係者も訪れるそうです。

読者の皆様にも金運アップをお届けします。

まず驚くのが、金色の鳥居です。
門松も置かれ、新年準備も万端です。





本殿です。





これも金色です。





御神木の銀杏、今はすっかり落葉しています。
ビルの間にひっそり伸びています。





落葉した銀杏の葉を財布に入れておくと、金運アップするようです。





銀杏型の変わり絵馬が売られています。





願いを込めた絵馬が吊るされています。





「宝くじがあたりますように」、「お金に困りませんように」、
「五億円あたりますように」などが書いてあります。
なかなか、世俗的な願いをきいて下さる神様のようです。






次に向かったのは、御髪神社を北進し、二条通りを東に入り
烏丸通りに出るまでに薬祖神祠(やくそじんし)というのがあります 。
小さな社で民家の間にポツリとそれはあります。
祭神は大巳貴命(おおなむちのみこと)、 小彦名命(すくなひこなのみこと)、
大国主命(おおくにぬしのみこと)、神農、ヒポクラテスも祀られています。
この社は、医療、医薬品事業の繁盛の信仰を集めているのです。





拝殿は全面ガラス張りになっていて、 本殿は拝殿奥にあります。
ガラスを通して拝するわけです。





神農です。






鴨川に寄りました。
丸太町通りから北を見た景色です。
北山は雪のようです。寒いはずです。