京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

雨の日、思い出したこと

2015-04-05 18:12:40 | 2015 桜


今日は朝から雨が降り続きました。
絶好のお花見日和だった昨日がうそのようです。
満開の桜も、雨で花散らしになってしまいそうです。

日課の朝の散策はお休みです。
一日中家にいるのは久しぶりのように思います。

この間撮影した画像を整理したり、読書したり、のんびりした一日です。


庭の桃の花も雨で散り、芝生にピンクの色をつけています。

「ああー風流だなあ」と思っていると、
今は亡き、前東福寺管長の福島慶道老師の言葉を思いだしました。

無門関の提唱(何則か思いだせない)の時だったと思います。
『風流がわかれば禅は卒業』とおっしゃたのです。

私は今も、まだその意味がわかりかねています。

私の尊敬する老師を懐かしく思い出していると、
以前、米国在住の方からメールをいただいたことも思いだしました。

福島老師は米国に禅の指導に行っておられ、その方はアーカンソー州での接心に
熱心に参加されていたのです。
その方はメールの最後に 『I miss him!』と書き終わられていました。

福島老師はその方にも、大きな影響を与えられたのだろうなと、感慨を新たにしました。

雨の日は、いろいろなことを思い出させるものですね。


庭のチューリップ





水仙もまだ咲いています。





この間の暖かさで、モッコウバラが開花しました。
早すぎるように思うのですが。





ミヤコワスレも開花直前です。






ヒメウツギ







コデマリ






モミジの若葉です。







満開のインクラインの桜

2015-04-05 13:16:11 | 2015 桜

東山蹴上にインクラインがあります。
現在は桜の名所として有名ですが、もともとは、琵琶湖疏水の大津から、
宇治川に至る20キロの舟運ルートの途中、水路落差のある2カ所に敷設した、
傾斜鉄道です。
1890年代(明治23~)に完 成し、1940年前後(昭和15前後)に休止しています。

毎年桜の時期、インクラインの花見をしながら、線路を歩く人が絶えません。





















































今年も満開のインクラインを歩くことができました。




満開でにぎわう嵐山嵯峨野の桜

2015-04-05 05:42:26 | 2015 桜

満開の桜となった嵐山渡月橋、大勢のひとです。

私の定番スポットから一枚
嵐山は四季おりおりにさまざまな表情を見せてくれます。
錦秋に染まる嵐山もいいですが、ところどころ、桜色に染まる山肌の今も良いものです。





嵐山公園は大勢のお花見の人でいっぱいです。





枝垂れ桜は満開です。











渡月橋を歩くひとが多いです。





手こぎボートをこぐカップル





嵐山の山肌はピンクの桜色に染まっています。






嵯峨清凉寺付近の枝垂れ桜、満開です。





広沢池です。

















以前も紹介した造園家の佐野藤右衛門の桜畑です。
枝垂れが満開、見頃です。









































仁和寺です。
ソメイヨシノは見頃ですが、遅咲きの御室桜は12,13日頃が満開のようです。











最後に天神川の桜、満開です。













追記

昨夜は皆既月食でした。
昨年10月は撮影できたのですが、今回は厚い雲に覆われて、顔を出してくれませんでした。
次は3年後とのことです。